津久井城山 もう一度会いたい。あのクロアゲハに

山行実施日;2013年9月22日
参加メンバー;hama、To.F

今回は前から気になっていた「津久井城山」に行く。標高も375mでかわいい。なぜ、気になったかというと、この山は昔、お城だったそうで、ただの山でない。一度、行ってみたいと、思っていた。ところが、朝寝坊してしまって、JR,京王線、橋本駅、からの予定のバスはすでになかった。しかたがなく、津久井湖観光センターで下車。お彼岸の三連休の真ん中、車は大渋滞。

駅から20分で来れるところを、1時間以上かかった。ついたら、もうお昼。お腹がすいたので、まず昼飯を道の駅で、食べる。観光センターで地図をもらい、出発。

登山道はよく整備されている。山全部が桜にかこまれているようです。きっと春は見事でしょうね。パンフレットには急登、鎖場が三か所あると書いてあったので、ドキドキしていたが、岩場に鎖の柵が、それも真新しいステンレスの鎖の柵がしっかりつけられ、これならこわくない。

パワースポットになっていた樹齢九百年の大杉は雷に打たれ、真っ二つに割れ、木の中は真っ黒に焦げて、傍に近付くと焦げくさい臭いがぷんぷんしていた。どうも最近の事らしい。この山の歴史を知る証人がいなくなったような気分になった。

津久井城の守り神「飯縄神社」の回りには、たくさんの彼岸花。すると、フワッと、どこからともなくクロアゲハが、飛んできて、満開の真っ赤な彼岸花にとまった。「ハッ」と息をのみこむ。じっと、瞬きもせずに、見ていると、ひらひらと今度は隣りの彼岸花に飛び移る。カメラ、カメラ、あわててごそごそする。 しまった、また、今日もカメラを忘れている。気がついたらしく、スーッと消えてしまった。「わぁー残念」あのチョウチョ博士に教えてあげたい。

そんなことを考えながら、登って行くと、山頂に着いた。桜、モミジの大木。春は桜花見、秋はモミジの紅葉。丹沢の山々がしっかり見える。

下山道にまたまた、私の大好きな彼岸花が、真っ赤な絨毯を敷き詰めたように、咲いている。あのクロアゲハは、ここに来ないかな。もう一度逢いたい。

この城山は「太鼓曲輪」(陣太鼓を打ち鳴らした言い伝えの場所)。「お屋敷跡」(城主内藤氏の屋敷)「堀切と引橋」(戦になると、はずす橋)山頂には江戸時代後半に建立されたという「築井古城記」(200年前の人が地域の歴史を後世に伝えたいという熱い思いが記録されている碑)など、興味のあるものがたくさんあった。日本の歴史好きの私にとって楽しい山旅だった。

「津久井城山」

鎌倉時代、三浦氏によって築城された、『根小屋式山域』その後、戦国時代、北条氏の家臣の城。津久井城は1590年豊臣秀吉の小田原攻めにより、徳川勢力により、落城、廃城になった。  (hama記)