北海道ニセコ周辺山スキーと他の山スキー日記

山行実施日;2014年2月2日~16日
参加メンバー;Ma.A

2/2 羽田→札幌千歳 移動。千歳空港で北海道在住のスキーヤーと落ち合いニセコに向かう。宿では一年ぶりの再開で乾杯と長ーい飲み会。私はアルコールも弱いため先にお休みなさい。

2/3 曇り 天気余り良くない。雪秩父温泉裏のスキー場は老朽化と非採算で閉鎖してしまった。

リフトは動かないがスキー場内の滑降は問題ない。9時宿(850m)を出て動かないリフトを右に深雪をラッセル。雪はサラサラだ。リフト終点着、ここからゲレンデより急斜面林間のサラサラフカフカを滑る。

腰までの深雪だ。滑る、ターン、ターンする度に前方から雪が舞い上がりゴーグルに一瞬前が見えず。午前中もう一度。午後様子を見てチセヌプリ(1134m)東斜面山頂50m下から滑降する。もう少しで山頂だが強風だ。雪崩の心配大。視界20mくらいか下方がよく見えず躊躇していると北海道勢どんどん下降、私も負けずに下降した。Lはこんな場合は遠くの目標を定め目標に向かって下降するのだと。だが前方見えず。手の指がとても冷たい。宿着。温泉に、その後は昨夜と同じ。

2/4 雪曇り、今日も天気悪い。よって途中敗退覚悟で目国内山(メクンナイ山1200m)に決定。

8:30車3台に分散し新見温泉ホテル前に駐車しここから出発。雪はやんだが曇天だ。少し林道を進み谷に降り渡って登り返し更に進む。樹林帯登行中いつの間にか天候が回復している。大木やその枝の間から陽の光と影、雪の白さ、そのコントラストがきれい。

平坦な疎林帯に出て、たおやかなメクンナイ岳の姿が美しい。ニセコ連山の展望も良く更に進む。森林限界も過ぎると真っ白な斜面のみ。やがて山頂直下、シールを?ぎここに板を置きつぼ足で20m程登り山頂。写真を撮り、さあ下山。スキー板を着け各自真っ白な斜面にそれぞれに突入。森林限界を降り疎林の平坦地まで一気に。明るい陽ざしを受け更に下降して樹林帯に入る、雪質も上々気持ちも高揚、体調もチョウ気持ちいい滑りで谷まで滑降。谷を渡り登り返して林道にそして新見温泉ホテル前着。そして宿へこの後はいつもの通り。

2/5 雪 留寿都 ルスツリゾートスキー場 ゲレンデスキーで終日遊ぶ、寒かった。

2/6 雪と風、天候悪化停滞。

2/7 雪 天気悪い。敗退覚悟で五色温泉からニセコアンヌプリへ。アンヌプリ北斜面を滑降予定。宿8:00車で出発。五色温泉駐車場に車を入れ登行準備、雪は降っている。五色温泉建物の裏手から登行、登るにつれ降雪も多く感じ風も出て来る。コースを熟知しているLは何も言わず我々は天候悪化傾向のなか後を追う。しばらく進むがホワイトアウト状況に、動きが取れずもう撤退しかなく雨蓋からGPSを取り出しGPSに従い往路を戻る。途中ホワイトアウト状況からは解放されサラサラフカフカ雪の斜面を下降し昼前に宿へ戻った。

2/8 晴れ 富良野の定宿へ移動。

昨日とうって変わって快晴、とてもいいお天気だ。風も無く。残念な移動日だ。関東に帰宅の一人を千歳に送る車。残り3台に分乗し9時出発。私たちは札幌経由で富良野へ。途中札幌で雪祭りを見学する事に、私が皆さんにお願い提案し立ち寄って頂ける事に、私は初の見学だ。
11時ころ札幌大通り公園電波塔付近で下車した。結構な混雑だ。良くテレビニュースで見る自衛隊の協力を得て創作される大型の作品は4~5個だろうか他は小さな作品。見学は夜のほうが良いようだ。ライトアップの雪像がまた格別に美しいのだろう。私達は2時間制限のため急ぎ大まかに廻るがそれでも残時間タップリ。雪祭り関係者には悪いが次回今一度見学したいとは思わなかった。テレビニュースで十分。

昼食はラーメンが美味かったがとても寒かった。地下鉄で待ち合わせ場所まで移動し17:30ころ富良野定宿着。今夜もまた酒、私はもうお茶で十分。

2/9 曇り小雪 富良野岳ジャイアント尾根を登る。天候悪いため風の当らない林間コースに。パーキングは既に5~6台の車。我々も準備し出発する10時頃だったか。最初は滑って落ちそうな水流の有る1mくらいの1本橋の沢を渡る。その後はトレースの有る樹林帯を登行。しばらく登ると時折立木の切れ間から遠く、雲の切れ間から薄い影絵のような十勝岳が目視できる。更に登る森林限界付近は強風に近いその手前で下降の準備だ。他のメンバーもこの辺までだ。復路は往路のトレースから離れず下降した。最後に沢を渡って車に、その後はこの先5分の場所に白銀荘が有る。立ち寄り温泉だ。入浴後定宿へ、その後はいつもの通り飲み会だ。

2/10 曇り小雪 今日は富良野スキー場、リフト一日券を購入し9:00頃ロープウェイで最上部へ、少し滑走下降し富良野ゾーンから北の峰ゾーンへの連絡用リフトで移動。更にリフトを乗り継ぎスキー場管理区域外へ、稜線を少し西岳方向に進み適当な疎林のところから滑走開始。雪質はしまり雪、急斜面だがなぜか滑り難い。沢に降り沢沿いに滑って下降しスキー場内へ更に進みプリンスホテルへ。ホテルラウンジで昼食。空は曇天のままだがしばしコーヒーでくつろぐ。昼食後はゲレンデスキーを楽しみ15時過ぎ終了し宿に帰る

2/11 晴れ 宿7:30出発。日高の日勝峠(日勝トンネル)付近へ。十勝側のパーキングで車を降り出発準備。その間下山地周辺に車を廻す。下山後効率の良い行動が取れる為。9:30快晴風も無く気持ちよく出発。細い木立の間を進む、遠方の山はここから目視する限り滑降してみたいいい斜面ばかり。近くの宿に泊まり無名の山々を滑ってみたい気分にしたる。この付近は特に著名な山は無いようだが山スキー適地に恵まれ里山と言った感じだ・・・樹林帯も大木ではなく意外と細い木々から疎林の中でも径20cmくらいのものだ。寒気で成長が遅いのかそんな事を思いながら淡々と登行してゆく。稜線に辿り着くと遠く十勝平野がかすんで目視できる。この地は熊見山1,175mという。さあ滑降、どこを滑るかちょっと迷うがまあいいか、膝上までのフカフカサラサラの雪だ。気持ち良く奇声を揚げての滑降だ。予定地点まで滑降した、雪質と斜度といい今一度滑降する事に登り返し。登り返しも嫌ではなかった。先の滑降の気持ち良さの余韻を心に残し一歩々々我慢の登行。お天気も変わらず晴れて無風。やがて稜線直下小さなセッピを越えて山頂着。さあ再度滑降新雪を泳ぐように気持ちよく滑って下部から閉鎖されたスキー場頂上部へ斜上トラバースそして登り返し。

スキー場(看板も何も無い)跡地はスノーモービルで一面に荒らされた上に新雪が降り積もっていた。荒らされ方が少ないと思われる斜面を滑降したが何かに片足を取られ転倒、もがいて立ち上がり更に滑走し車に、そして付近のドライブインへ立ち寄り帰路途中、明日入山予定地点まで下見をして宿に18時過ぎ着。次回機会あればこの地に泊りこの周辺とペケレベッ岳1,532mに登れたらいい。

2/12 晴れ 宿7:30出発。今日は新得町の筍山(タケノコヤマ)へ。 9時前に登山口着。登山口といっても除雪の関係でいつも決まっている訳ではなさそうだ。一般住宅地までは除雪するが今日は工事の関係で奥まで除雪されている。私たちは1kmほど歩かずに済んだ。実は昨日の日勝峠(日勝トンネル)熊見山の帰路この地まで下見に来て確認した。登山口からしばらく樹林帯の平坦な緩傾斜を進む、徐々に傾斜が増し高度もどんどん上がり展望も広がる。遠く、名も知らない雪山が美しい。筍山(タケノコヤマ)名前の通り360°の展望だ。お天気もいいし展望を楽しみながらゆっくり山頂に。グルリと山名を聞くが覚えられず。知名度の高い山も見る位置が変わるとへーと変に感心。夕張岳は思いもしない台形だ。展望を楽しみさあ滑降だ。往をそのまま復コースとしての選択もいい、登行して来たので地形が解っているから安心して滑降が楽しめる。だが我々の復はもっと楽しいのだ。初めてといっていいくらいな急斜面だ。高差もありよく斜面に雪が張り付いているな~あと、いった感じ。いつもはクラックが入って滑れないが今日はOKと、雪質は10cm弱くらいの新雪にその下は堅く荒れている。滑降の幅は80m弱全体を見渡すと段差が有り決して滑りやすい一枚バーンでは無い、ワンターンは大きくツウターンも大きくバーンの端に寄り小さくターンし滑降した。一瞬だが楽しい滑りだった。谷に降り樹林帯を谷沿いに下降し車に戻る。1:30頃だった。(予定は今一度登り返しの滑降だった)

午後は昨日最後に下降したスキー場跡地、私が転倒しもがいた地へ再度行く事になった。携帯電話を落としたのだ。昨日車に戻り防寒着を脱ぐ際ポケットのジッパーが開いている事と携帯が無い事に気付く。その時は古い携帯なので、まあスマートフォーンでも買えばいいかの調子で帰路。しかしジワジワと買うのは簡単だが携帯への情報入力を考えるとちょっと暗い気持ち簡単な事では無い。宿で落ち着いた後昨日の行動を考えたが70%以上の確率で転倒し、もがいた地と結論。もし降雪が無ければ再登行、降ったならアキラメ。結果は降雪5cm程度だった。携帯探索に車を廻してもらい登行、転倒現場を発見そして遅れた下部の仲間からコールお願いした。雪面に耳を近づけるとかすかに鳴っている。拡散して特定できないが何度かシャベルで探索後16時に発見した。皆さん有難うございました。急ぎ車に戻り帰路に。

2/13 曇り 本日は休息日並びに定宿(予約客で満室のため) ⇒ 白銀荘へ移動
7時に起床し朝食を済ます。腰痛のため整骨院へ治療に行くという私も同行し治療をお願いした。私は腰痛から右足脛が1年ほど以前から痛み整形医に通院し薬を飲んでいる。完全に完治すると言われているが心配。よって数日に跨る山行は敬遠している。
2日間宿を出なければならず白銀荘に予約を取っていた。その後はまたここに戻れるがここは2食付き。白銀荘は自炊のみ。私個人は食事付が云い。自炊はどうも合わない、料理が大の苦手だから。だが今日午後から食材の買い出し後白銀荘へ移動だ。自炊よって今日は日記もここまで

2/14 雪 三段山 山頂はホワイトアウト
朝食を済ませ雪の中三段山の二段までかと出かける。8:30既存トレースを途中まで進む、我々と進む方向が違うため余り利用できず。二段、風雪で視界は余りないが頂上まで行くという。私の力量はここまでと早々に敗退するところだが頂上まで行く、稜線近くから雪面はカリカリだ。稜線の向こう側、南側は切れ落ちているよって意識して南側へ寄らないよう進む。周囲はホワイトアウト同然足元しか見えず風雪強し。しばらく進むと山頂1,748mの標識を確認し安堵する。比較的風が当たらない2~3m底部の岩影でシールを剥ぐが風で飛ばされぬようシールやスキー板に注意。さあー下山、滑降だ。雪面がアイスバーンでカリカリだ慎重にゆっくりとバーンを滑り何度かのターンでトラバース。雪質もファファサラサラに少し谷の様な凹部に降りると視界も急に良く風も薄れひざくらいの新雪を大きく小さく弧を描き下降。更に続行緩傾斜に入り樹林帯へそして白銀荘に。私も何度かこの山に登り滑っているが今日のようなショッパイ状況は初めてだ。道人はあの状況を読んでコースを選んでいた、道産地元スキーヤーは素晴らしい。さあ温泉だ。

2/15 雪 少々の降雪。強風予想されるためジャイアント尾根林間コースを滑降する。8:30白銀荘を出て登山口まで車で5分も掛からず、既にPは6~7台。我々も準備し出発。沢の中流れのある1mくらいの小さな一本橋これを渡って樹林帯に入り登行。今日は他のグループも多そうだ。樹林帯のため風は余り感じない、他のグループと前後して既存トレースを登行。女性3~5人のグループらしい方々これも前後し離ればなれ登行。女性たちを人間ウオッチングするとウエア一式上から下まで山屋さんのショーウインドーから出て来た様な真新しい感じ。中身の人間は失礼だが我々と同世代と思われる。スキー技術は?森林限界付近まで登ると風は強く、我々はここまで、シールを剥ぎ滑降準備。「○○林反」こんな名前の地形を滑降するため少しトラバースする、疎林で膝くらいのフカフカの深雪を滑降。標高を表示できないのが残念。高度計はGPS兼用でザック雨蓋のなかカシオの腕時計は手袋を脱がないとダメ。いずれも面倒なために問題が発生しないかぎり特に確認せず。滑降最低部は密集樹林帯で登り返し。ゆっくりと登り返し途中、朝登行したルートに合流した。ここで白銀荘に戻るためこの登行ルートを滑降し車に戻る。 今晩から元の定宿に戻り2食付に、よって今夕食は定宿に準備されている。自炊から解放され安堵。

2/16 曇 今日は帰宅日。 昨夜から今朝にかけ荷をまとめた、朝食後宅配便の手続きも済ませた。もう帰るだけ。宿の前がバス停だ、定刻20分ほど前宿の主人に挨拶し玄関を出た。小雪が舞うスキー日和だ。目的もなく周辺をプラプラと、バスが近づき乗車旭川空港へ。いつ帰宅するかは決めず2月一杯いてもいいか。こんな調子で復路の航空券は購入していなかったが反省。空港ではシニア羽田行きが安価に購入できまた安堵。
これで自宅に帰れるまた安心、少し早いが昼飯&ビール、山スキーの無事を自分自身に褒め乾杯、ご苦労様でした。また北海道、道産地元スキーヤーの皆さんにも乾杯、前回同様に大変お世話になり有難うございました。