奥利根・赤倉岳 長年の宿題がかなう

山行実施日;2014年5月2日~4日
参加メンバー;Te.I

南与野7:39-大宮-高崎-沼田10:17-鳩待峠バス連絡所11:50-鳩待峠12:25・・・山の鼻13:30頃(テント設営)・・・猫又川二俣手前・・・テント場(テント泊)5:00・・・二俣6:00頃・・・P1534mトラバース・・・左俣渡る・・・尾根取り付き6:45頃・・・稜線1800m7:45・・・スズヶ峰手前8:05・・・最低鞍部8:26・・・1900m付近9:00頃・・・赤倉岳10:00頃・・・1900m付近11:00頃・・・最低鞍部・・・スズヶ峰分岐13:30・・・尾根降下点12:50・・・尾根取り付き点・・・左俣渡る・・・P1534mトラバース・・・二俣13:35・・・山の鼻テント場14:40(テント泊)6:50・・・鳩待峠8:10-(乗り合いタクシー)戸倉9:15頃(温泉入浴)10:17-沼田11:58-高崎-大宮-南与野

赤倉岳(1959m)は秘峰と言われ、岳人編集部が選んだマイナー十二名山に選定されている。この山は平ヶ岳と至仏山を結ぶ稜線上から西に派生する尾根上にあり、従来全く顧みられなかった不遇の山だった。当然登山道はなく無雪期に頂に立つのは容易なことではない。が、残雪期に尾瀬側から日帰りで頂を踏むことが出来る。計画を立てて数年が過ぎ、やっと今回チャレンジすることが出来た。

ネパールで少々疲れて帰国、カメラの故障事後処理や山の会のHPのアップなどでなかなか準備が進まない。天気予報も入念にチェックしながら出発前日に日程を決めて出かける。

何度も通った尾瀬、山の鼻にテントを張って予定コースの下見をする。猫又川の二俣手前で「熊」に出会す。20~30m手前でしばし立ち止まりカメラを向ける。敵も知らん顔?で悠々と上流に向けて遠ざかっていった。仕方なく此処で引き返す。テントに帰りしっかりと宴会を始める。

翌日4時に起きでお茶だけ飲んで5時に出発する。二俣で左俣に入るが雪が溶けて予定のコースが歩けない。仕方なく1534mピークへ向けて雪の急斜面を無理矢理登り、緩やかになった辺りでトラバース気味に進む。少し下って左俣を渡り予定の尾根に取り付く。此処で一休みして朝食にする。左側に岳ヶ倉山(日崎山)、その左に至仏山が望める。

スズヶ峰へつながる稜線に向けてグイグイ登る。所々にスキーで登った跡が有り、途中から先行者の微かなトレースも出てくる。稜線に上がると展望が開け、後ろに至仏山が大きく望める。スズヶ峰に向けて稜線を上る。左手に赤倉岳が木々の間から見える辺りで適当に左に下る。尾根らしきところに出て尾根を外さないようにドンドンと下る。下りきって目の前に赤倉岳の手前のピークが現れる。緩やかだが最後は雪の急斜面が待っている。ゆっくりと登り始める。登りきると長い稜線になっている。その先は両側が切れ落ちた細い尾根で慎重に下る。尾根の一部は雪庇が崩れて地面が覗いていた。登り返して山頂に到着する。

左方向に巻機山から越後沢山に至る峰々が白銀の屏風のように連なっている。右のたおやかな稜線は平ヶ岳から大白沢山、2005年に登った景鶴山へと続いている。遠くに荒沢岳も望める。

帰りも長い道のり、早々に下山を始める。手前のピークに慎重に登り返す。大きく下って鞍部で一休みして稜線に登り返す。スキーの跡はトラバース気味に登っていてかなり手前に出る。尾根の下降点を確認してドンドンと下る。上りと同じように1534mピークをトラバース気味に下る。二俣手前で急な雪の斜面を強引に下る。その後はのんびりと山の鼻に帰るが、暑いほどの好天が続いてしっかり脱水状態になる。ビールを一気に頂く。長年の宿題がかなってその後もビール、ワインと飲み続ける。よかった!

赤倉岳の手前ピーク

至仏山