滝子山南稜仲間の何気ない気使いの 一言・一言に感謝

山行実施日;2014年11月15日
参加メンバー;15名

地図読み

前日の夜、O野さんに足が心配で断りの連絡をするが、「大丈夫だ。」の声に背中を押され参加を決めた。

その直後に、S藤さんから「車を出すけど東岩槻に6時に来れる。」の打診。万歳、七里から二駅だ。「お願いします。」と電話に一礼。

当日、野田沿線の4名で出発。集合時間10分前に笹子桜森林公園の林道に到着できた。車組、電車組が勢揃い。

中部ブロック長のO野さんの挨拶、説明がされ各山岳会からの参加者の紹介。駒笹・ハイジ・北本・大宮で参加者は20名である。四班に分かれて班長を決める。

我々の班は、四班5名でリーダーはH高さんで残り4名は大宮の古参である。支度が出来ると、さっさと出発したり、口は達者でリーダーが話しても、聞いているのかいないのかで、やり憎かったでしょうね。休憩中「勝手に動いてゴメンなさい。」とリーダーに謝る。

登山口には看板がある。先ず932mピークを目指す。地図、磁石、高度計合わせる。獲物を探すがごとく目をギョロリとさせながら進む。送電線や鉄塔も気を付けていると早く見つけられるが「あっ」という間に木陰が消える。

850mの林道を縦断し、さらに北へ休憩をはさみながら進む。いわかがみの葉が光っている。満開のイメージ。1200m位から急斜面の岩が多くなる。

そろそろ西から入る浜立尾根にぶつかるはずだ。「もしかしたらこの尾根かもしれないかな……。」を繰り返す。もう一踏ん張りで滝子山だ。

山頂には1615mの標識がある。そこから25m東に下ったところに、1590.3mの三角点があるはずだ。しかし前の班も我々も山頂から下山道の大谷ヶ丸方向の北に進む。

突然「方向が違う!」と、大きな声が背後から聞こえた。確かに三角点に行くつもりなら違うが、今日はカット。

しかし私の班でも「三角点に行きたかったと声が聞かれた。同感である。1520mの分岐手前の枯れかけた鳥居と水溜りがある。防火線を通り北から西、南と半円を描くように、すみ沢を通り集合地に戻る。

太陽が沈む前に到着が出来て良かった。二回程足がつり、周りの方々に迷惑を掛けてしまいました。

仲間の何気ない気使いの一言、一言が暖かく身にしみた地図読み山行でした。(Na.G記)

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