城ヶ島海岸 ポット・ホール見いつけた! 「しおださん、手伝って~…」

山行実施日;2014年12月23日
参加メンバー;Lantana、Ma.S、Ki.F、To.F、Hama、Yo.S、Ka.S、Ki.W

Lantanaさんから伊豆・東海岸の城ヶ崎海岸を歩くハイキングに誘われました。実は私はすでに三回そこを歩いています。伊豆高原駅の一つ先に伊豆大川という駅があります。

そこに以前国鉄労働組合の研修所があり、私の所属する労働組合でもよくそこを使わせてもらいました。長い会議で論議がゆき詰まると、息抜きに城ヶ崎海岸を散歩したものです。

そんなことで当日(12月23日)はジーパンに普段の革靴といういで立ちで出かけました。伊豆高原駅で電車を降りて、勝手知っている道を進んでいるとLantanaさんに呼び止められました。「道が違う」とのことで、ずいぶん南の方へ歩いて八幡野海岸に降りました。

私が以前歩いたのはもっと北の方のピクニカル・コースで、この日は自然研究路を歩き、お目当てはポット・ホールを見つけだすこととのこと、私には初めてのところでした。

歩き出してすぐに防波堤に上がり柱状節理の海岸を見学しました。これから先にも柱状節理が海に迫っているところが随所にありました。大室山から流れ出した溶岩が海岸に落ち込んでできたものです。

やがて山道に入りました。松林があり、照葉樹林帯があり、広葉樹の林があり、そこを登ったり下ったりでもう本格的なハイキングコースでした。途中には何か所も岩登りに励んでいる人を見かけました。「S田さんたちはいつもどこの岩を登っているんだろう」などと話題になりました。

昼食をはさんで5~6㎞も歩いたところでしょうか、○○海岸に着きました。ポット・ホールがあるというところです。Lantanaさんの動きが早まりました。そして大きな岩の上から下を覗き込みながら「あった~」と叫びました。みんながその場所に着いて、Lantanaさんが指し示す方を覗いて見ると確かにありました。

岩の穴に黒い石がはまっていて、波が来るとその丸い石が動きます。その石の動きによって穴が丸くなり、中に入っている石自身も丸くなっていったのでしょう。

Lantanaさんはその石のところまで行って石に手を触れて見たかったようですが、現場に降りるにはロープが必要でしょうし、そのロープを確保してくれる人も欲しいし、さらに波が引く干潮のチャンスも待たなければならないと、この日は諦めて帰路につきました。

もうこれでポット・ホールの現場は確認できたから、干潮時を狙ってS田さんに来てもらって現場に降りよう、そしてコースの残り半分ピクニカル・コースを歩こうという話にまとまりました。 (Yo.S記)

ポット・ホール(pot hole)日本語では甌穴(おうけつ)「急流の河床の岩石面に生じた鍋状の穴。くぼみにはいった石が渦流で回転して岩を削ったもの」
(広辞苑)

これが噂のポットホール!

崖の上、遠くから撮ったので
球体全体は写せなかった…

 

 

正確にはポットホールとドリルストーンと言うそうです。ポットホール自体は珍しいものではありませんが(長瀞にもある)、これは直径70センチの球体を抱えたまま存在しており、非常に珍しいものです。伊東市の天然記念物に指定されています。この石が4000年かけて波に洗われ、ゆすられ、削れて丸くなり、同時にドリルのように周りの岩を削り続けている… 充分削れていつか大海原へと旅立つ日が来るのか…?  なんて地球のロマンを感じるではありませんか。自然の作った芸術品です。(Lantana記)