氷の華を求めて

1.陣馬山~景信山 山行実施日;2014年12月25日
参加メンバー;Ka.T、Ma.S

2.陣馬山~高尾山 山行実施日;2015年1月2日
         参加メンバー;Ka.T

高尾山の生物多様性は格段に高く、植物の種類はイギリス全土より多いと書かれた本を読んだ記憶がある。高尾の名の着くスミレを初め、ハナネコノメ、山桜、着生蘭のセッコク、ホオノキ、シモバシラ等々。蝶や鳥、ムササビ、美声の昆虫カンタンなど動物も当然多い。

 多年草の紫蘇科の植物シモバシラは花が咲き、実が熟しやがて冬になり茎は枯れる。が、根は枯れず茎に水分を送り続ける。毛菅現象により茎まで到達し水分は凍り縦に裂けた茎から霜柱のように凍り氷の華が咲く。高尾山の古民家の道向かいの斜面で10年位前に見たことがあった。が、今振り替えるとそれはビキナーズラックだった。

’14年新春1月の景信山餅つき山行があった。景信山周辺にもシモバシラの氷の華があるらしいので登下山時に探したが見つからなかった。そこで再び12月25日(木)に陣馬山~景信山にSMさんと探しに行く。景信山近くの稜線上に、胸が赤色の鳥がいた。後日調べるとヤマガラらしい。そしてそこには笹など刈り払われた場所に刈らずに残された枯れ草があった。もしかしたらこれがシモバシラでは?と思い、探したが、また見つからなかった

初詣場所を高尾山薬王院に変更し、1月2日にも行ってみた。
昨夜に降ったのか?うっすら積もった雪を踏み陣馬山に着く。日の射している富士山と南ア赤石岳、悪沢岳が見える茶屋のご主人に「シモバシラは?」と聞くと「12月初旬に寒波が来たときに大きな物や三段重ねのものが見られた。もう茎が裂けて難しい」と言い、その時の写真を見せて戴いた。ご主人も写真のような素晴らしいものは見たことはないという。今度は八王子市の気温が0℃になったら高尾山ビジターセンターに問い合わせし来たら良いとも言っていた。

ガックリしつつ前回の25日に「もしかしてシモバシラ?」と気になった場所に着いたので根本を探すと小さな小さな氷の華をやっと見つけることが出来た。景信山手前500mから20m位の場所だった。ホッとしてぬかるんだ道を高尾山薬王院へと向かう。参拝し賑わう道を帰途に着く。

今年は花や蝶と共に朝焼け・夕焼け、笠雲・彩雲等の雲、虹、月や星など空にも目を向けたい。
(ka.T記)