出羽の山・月山、夏

2015年7月29日[水曜日]

大宮駅→山形新幹線→山形駅 →山交バス→西川バスストップ →西川町営バス→姥沢下車 (1180 m)→月山リフト(15 分)→リフト上駅・・・・(30 分)・・・・姥ヶ岳(1670.3 m)・・・・金姥(1660 m)・・・・ (30 分)・・・・牛首(1700m)・・・・(60 分)・・・・月 山頂上小屋(1980m )(泊) 第2日・・7月30日(木曜日) 頂上小屋(6:35 )出発・・・・(80 分)・・・・仏生池小屋 (1740m )・・・・(80 分)・・・・ 弥陀ヶ原(1300 m)月山八合目 →庄内交通バス9:30 →羽黒山 下車・散策・・・(80 分)・・・・ 庄内交通バス→鶴岡駅→羽越本 線→象潟駅(泊)

三年前鳥海山の帰り、『象潟 駅』を通過した時ここが、芭 蕉で有名な象潟と知り、是非 一度立ち寄ってみたい、と、 思っていた。今回、月山の帰 り、おまけ観光ということで、 実現することになった。その 昔、芭蕉が見た『潟』そして、 二百年以上前、このあたりい ったい大地震が来て地面が隆 起し現在の風景に変わり。九 十九島が出来上がったと言わ れている所を訪ねてみること になった。今夜の宿は象潟の 『さんねむ温泉』夏休みだと いうのに、この日はとても静 か。お料理のおいしいホテル だった、翌日貸し切りタクシ ー(一日2万円)で、時間の 許す限り、我々五人のわが ままを聞いてもらった。まず、 コンビニで、それぞれ昼食を 買う。そして、一番行きたい 『獅子ヶ鼻湿原』に出発。途 中九十九島の中を走るので、 ガイドもおねがいする。『獅子 ヶ鼻湿原』は鳥海山の秋田県 側山麓中島台[象潟]にある 国指定天然記念物になってい るそうです。 この森のチャンピオンは 『あがりこ大王』です。『森の 巨人たち百選』の一つ。樹高 二十五m、幹周り約七mの巨 大なブナの木。さすが『大王』 と名前が付けられている通り、 堂々と構え千手観音のように、 たくさんの手を天に向けてい ます。美しい女神のような枝、 それを抱え込んでいるような 枝。まるで、大王の胸の中で、 ダンスをしている様子に、「こ んなに美しかったらいいね」 「いやいや、昔はこんなにス マートだったかも」皆、大王 の周りをぐるぐる回りながら たのしそうにおしゃべりして います。大王を取り囲み寛い でいます。その他湿原にはブ ナの原生林、それも、まった く見たことないような奇形ブ ナがあちこちに見られます。 これは江戸時代末期から昭和 まで炭焼きのために枝のみを 伐採したため、その後、新芽 を出し続け、現在の形になっ たようで、ブナ林の中に昭和 初期に作られた炭焼窯後も残 っていた。また、『出つぼ』は、 鳥海山の雪解け水が八〇年以 上もかかって湧き出ている場 所です。皆、水の中に手を入 れて「冷たい!」と叫んでい ます。とても冷たく手を引っ 込めてしまいそう、顔を洗い だした人もいます。長い年月 をかけて湧き出てくるのです ね・孫のその孫の代のお話。 そうなれば、本当に自然は大 切にしないといけませんね。 八十年後、放射能の湧水に なったら大変。そして、『鳥海 まりも』と聞き、丸い球、北 海道の『まりも』をイメージ して、どこだ、どこだ、と探 しましたが、わからず。ガイ ドによれば、世界的にもめず らしい巨大なかたまり、緑の 苔のついた岩のような塊、そ ういえば、座布団ぐらいのも のが、浮いていた気がした。 湿原の中は木道が引かれ、よ く整備されています。とにか く 、涼しい。森林浴に持って こい。湧水に手を入れると、 手がちぎれそうなほど冷たい。 小さい頃、湧水でスイカを冷 やしたことをおもいだした。 「ここに、ビールを入れとい たら、いいだろうね。」誰かこ っそりビールやスイカを冷や している地元の人いないかな、 きょろきょろ探したり。テレ ビのニュースで関東地方の気 温が三十八、というニュース に、ずっと、ここにいたい、 狭い日本、猛暑のニュースも あれば震えあがるほど、涼し い、寒い所があるなんて、本 当に不思議です。埼玉に帰っ て連日三十六度、暑い、同じ 日本でどうしてこんなにちが うのでしょう。(記 福DM)

七月三〇日五名で月山へ出 発。月山リフトは一五分。(一 五二〇m)三〇分で姥ヶ岳到 着。(一六七〇m)金姥あたり からキスゲがチラチラと見せ てくれるが、相変わらずガス が山肌にしがみついているた めに展望がない。疲れもジワ ジワと足腰にひびいてきた。 月山頂上小屋(一九八四m) まであと少し、ガスは相変わ らず晴れてこない。やっと、 山小屋について、まず、ビー ルで乾杯。その後、風呂で汗 を流す。すっきりしたところ で、いよいよ一番のお楽しみ 夕食。料理はすべて天然、手 作り料理。天ぷらはどっさり。 こんなにたくさんのお料理、 山上でこんな贅沢してよいの だろうか。満足、満足。今日 はガスでまったく展望がなか った。鳥海山はどのあたり? まったく残念。次回を楽しみ にしたい。(記 福DT)

第1日・・ ・月山八合目バス9時30分は 厳しかった。バスの運転手に「後 から来る人がいます。待ってく ださい。」と、お願いしていたら、 全員到着。よかった。 メンバーが遅れていたら、何 分待ってくれるか聞いてみまし た。すると、「2,3分ですね。」 だって。我々が乗り終わると、 バスは出発。我々以外乗客無。 羽黒山まで、誰も乗ってこな かった。我々がいなかったら、 このバスはカラ、誰もいない状 態で走るのですね。もったいな いですね。我々5人で少し赤字 を埋めてあげたのです。いいこ としました、我々は (記 渡  B)

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