北アルプス・霞沢岳西尾根  快晴無風そして360度の絶景! サイコー!

三年前風邪で体調を悪くし行けなかった霞沢岳西尾根。想いを募らせていただけに胸が躍る。3/18(土)夜9時に東松山駅に集合しY城車で沢渡に向かう。3連休なのでこの時期にしては多くの車が駐車されている。テントを張りすぐに就寝。

3/19(日)今日は行程が短いので6時起床。外は曇り空、予報では晴れだったのに。 沢渡からタクシーで中の湯に行く。ここからヘッドランプを点け、ときおり真っ暗になる釜トンネルを歩く。1ヵ所凍っているが車も通らず快適に歩ける。ただ長い! さらに昨年出来た上高地トンネルを抜ける。しばらく進むと大正池砂防事務所の看板を見つけここから入る。アイゼンを装着し取付きに向かう。フィックスがあり、ここからひたすら急坂を登っていく。トレースがしっかり付いているので歩きやすい。

倒木をくぐり抜けたり、急斜面をトラバースしたり汗だくになりながらも、あっという間に1950mのテント場に到着。頂上まで行けそうな時間なので行くか検討するが、天気も悪いので今日はここまで。1時間かけて快適なテントを設営し、長~い宴会が始まる。大きなテントで良かったね!いくつかのパーティがテントの横を通り下山して行った。聞くと頂上からは何も見えなかったとのこと。夕方からの雪が降り続いている。明日に備え早めに就寝。3/20(月)起きたときは風が強かったが、天気も回復し登山日和となる。ハーネスとメットを着け出発。今日も急登が続く。上部には3張りのテントが張られていたが、小さいテントでないと無理。だんだん乗鞍や、煙を出した焼岳、穂高の展望も見えてきた。いよいよ2520m付近の岩稜帯に到着。フィックスロープがあり、ホールド、スタンスもあるので難なく乗り越すことができた。後はなだらかで広い尾根を歩いて頂上に到着。途中風もあったが、頂上は快晴無風。そして、360度の絶景! 目の前に広がる穂高の山並み、笠ヶ岳、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、もうサイコー!

暫くして後続のパーティが上がってきたので、素晴らしい景色を目に焼き付け下山開始。核心部の岩峰は、Y城さん・K坂さんがロープをセットし懸垂下降する。しっかりした支点あり。核心部を抜け、ほっと一安心をしテント場まで下る。テントを撤収し、急な雪道を慎重に下る。はっきりしていたトレースが急に無くなり、地図を確認すると違う尾根に入ってしまっていた。登り返し正しいルートを見つける。この箇所が一番急でバックステップで降りる。登りと同じくらいの時間が掛ったが無事車道に到着。上高地方面から下山してきた登山者が何人も歩いている。二つのトンネルを抜け、電話で頼んだタクシーに乗り沢渡へ。温泉で汗を流し、蕎麦を食べ帰埼する。

今回天気に恵まれ、雪も多くなくラッセルがなかった。トレースもしっかり付き、ナイフリッジの箇所も雪庇が張り出しナイフになっていなかった。好条件だったので厳しく感じない楽しい山行になったが、「こんな好条件ばかりじゃないぞ」と自分に言い聞かせ、これからも山に向き合いたいと思っている。

(記 H谷川)

メンバー〉L H竜、SLY城、K坂、K池、H谷川

〈コースタイム〉

3/18(土)東松山21:00‐関越道 東松山IC‐上信越道‐長野自動車道 松本IC‐沢渡1:00テン泊

3/19(日)沢渡7:20タクシー- 中の湯7:40~太兵衛平8:40~1950mテン場10:20

3/20(月)テン場6:05~2100m7:00~岩稜8:40~9:10霞沢岳9:20~岩稜10:00~2100m11:20~テン場12:00~太兵衛平13:30~中の湯13:40~沢渡~竜島温泉せせらぎの湯~帰埼22:30