東吾野・阿寺の岩場

「ためろう」10・bを登る竹田さん

Y城さんからメールがあって「今度の土曜日に近場の岩場に行きませんか?」のお誘いで、急遽3年半前に行って以来2回目の阿寺の岩場に行く事になった。最近開拓された新しい岩場で、まだまだ脆い所もあってフリークライマーには認知度が低いけれど「ロック&スノー」60号に掲載されているトポ(岩場の紹介)では5台の易しいグレードがついている。お手頃の岩場かなと・・・。

自然の岩場はいろんな問題が起こる事もあって、自粛に追い込まれたり、閉鎖になって登る事が出来なくなったりする一方で、阿寺のように個人の努力で新しく開拓された岩場もあり、そんな歴史を繰り返しするが、乏しい日本の岩事情からすると、開拓もそろそろ限界かなと? なかには整備されていても公開しない岩場もあり、自然の岩場は難しい。そういう意味ではまだメジャーじゃないクライミング、岩場は大事に

使って、アクセス等の問題が無いように大切に使いたいものである。この日は、Y城さん、K池さん、T田さんの4人で登り、土曜日で混雑かと思いきや、他には1パーティーで、殆ど貸切状態だった。ところが易しい筈の5台が限りなく難しく、5・8や5・9が初見では核心のムーブが見つけられず、大汗かいて終了点という体たらく、阿寺の岩場恐るべしだった。まあ、クライミングのグレードと言うのはあくまでも難易度の目安であって、難しさの度合いは個人によっても違うので、グレードを基準に取り付くとえらい目に遭います。それでも気合いを入れて登った「飲酒登攀」5・8も「頑張れコツオくん」5・9も全員敗退、終了点直下の薄被りのパートは初見では手がかりが見出せず、結構厳しかった。何とか2回目辺りでロープにぶら下がってムーブを確認してやっと核心を乗り越えられたけれど、5台のルートでも決して侮ってはいけない事をこの岩場で思い知らされた。 (記 S田 利之)

3月25日(土)晴れ メンバーL:S田、Y城、K池、T田