会山行】新潟県弥彦山花のトレイルを歩く

道の駅『国上』で10名全員が合流し、翌朝、7時頃八枚沢より登山を開始しました。山道では、たくさんの花々が出迎えてくれました。花の種類の多さと色とりどりの花に春を感じました。道の駅『国上』は、近代的な造りで、トイレが広く洗面所では蛇口からお湯が出てきて驚きました。キャンピングカーも停まっていました。寺泊での昼食は、海の幸のメニューがどれも美味しそうで迷いましたが、焼き魚定食最高でした。【W部絹子】

葉が菊の葉をしているから菊咲一華。菊咲一輪草(キクザキイチリンソウ)とも呼ばれる。白い花が多く、紫色が少しある。ピンク色や空色の固体はかなり少ない。「矢原徹一監修 レッドデータブランツ 山と渓谷社」のミスミソウの項には、準絶滅危惧種で「ある山ではピンク色、ある山では紫色の盗掘でその色の花が極めて少なくなっていた」とある。中腹ではかろうじて蕾が確認できる程度だったが、麓の明るい沢沿いに咲いていた。赤みを帯びた花が中国の酒を好む想像上の動物の猩々に似ており、葉を袴に見立てていることから名前が付けられた。

多数のひげ根が黄色く連なるところから黄連と呼ぶ。黄蓮は元々中国の別種の名前だったが黄蓮と表記される。駐車場横に野にあるカタバミより大きく白い花が咲き始めていた。葉が睡眠運動を行い片喰み状態になる。沈丁花科。オニシバリ(鬼縛り)の長野地方の方言という牧野富太郎の説。木々が萌え出ずる前に花を咲かせ、実を結ぶ。そして木々の葉が繁る頃には地上部は枯れ、地下茎は休眠状態になる。春先にしか眼にしないので「春の妖精」「スプリングエフェメラル(Spring Ephemeral)」と呼ばれる動植物のひとつ。種子には蟻の好む化学物質が着いておりその蟻によりあちこちに運ばれ芽生える。昔は片栗粉をこの球根から取っていた(今はジャガイモ)。

氷河期の贈り物なので暑さに弱く、北側斜面など湿り気の気化熱で冷やされる場所に生える。北米産の片栗の花は黄色で、時々園芸店などで販売している。今回、白花は見付からなかった。家の春蘭の花は開いているがこちらはまだ蕾。花はお浸しで食べられるとのこと。

新潟越後の寒葵の意。春の妖精「岐阜蝶(ギフチョウ)」はこの葉の裏側に真珠のような卵を生み幼虫はこの葉を食べる(まだ、卵も幼虫も見たことはない)。仲間の二葉葵をデザイン化したのが徳川家の三つ葉葵の家紋。エンゴサクには種類があるがはっきり同定出来ず。黒百合やクリスマスローズと同じユリ科バイモ属の仲間。葱(ネギ)の仲間。同じユリ科のチューリップ属の東アジアにおける代置的存在のアマナ属ではないらしい〔訂正〕。キノコの仲間。日が照っているのに小雨がぱらつく「狐の嫁入り」の言葉もあるように言い得て妙な表現と思う。晩夏には野山で同じような橙色の花を咲かせる狐之剃刀(キツネノカミソリ)がある。二輪草は食べられるが鳥兜は猛毒。花もなくどちらかわからなかった。スミレは咲いていたが、それ以上の名前はわからない。新潟に多い長嘴菫(ナガハシスミレ)(天狗菫とも)は見付からなかった。春になり「まず咲く」からマンサクとあるが?薄赤茶色の若葉だけで花も蕾も全く確認出来ず。

※カメラマンの撮影で出来た枝道への枯れ木による通せん坊はあるものの、立入禁止のロープはなく、手入れも自然任せの山であった。芽吹き前の国上山~多宝山、越後平野と信濃川が見え、雪を被り白い粟ヶ岳、守門岳、刈羽黒姫山、米山などが霞んでいた。船やブイが浮かぶ日本海の向こうには、白い大佐渡山脈が浮かぶのが確認できた。往路の道中は真っ暗であったので、復路は越後三山、坂戸山、巻機山、大源太山など上越の山々を探しながら帰埼した。

会報’16年8月号P23~P24の【会山行】の目的を要約すると

(1)山を学ぶ機会に

(2)仲間に入りやすくなる機会に

(3)レベルアップする機会に

(4)新しいカテゴリーを始める機会に

とあるが、参加者はどのように感じたのでしょうか?目的は達したのでしょうか!?

今回の山行も、美味しい差し入れを戴いたり、昼食時間を延ばして海の幸を堪能したり、先頭やしんがりを歩いてもらったり、アドバイスや意見を戴いたり、遠回りして車を回してもらったり・・・・・。

このような山行を振り返り、一昔前に草彅剛主演のTVの学園ドラマで、黒板の上に書いてあった言葉「一人はみんなのために、みんなは一人のために」が思い浮かぶ。当時この言葉が気になり調べてみたが、スクラムを組みチームの団結・協調を大切にするスポーツ、ラグビーのシンボル的な言葉

One for All

All for One

に行き着いた。感慨深い山行であった。  【記 KT】

◇奥丁字桜(オクチョウジザクラ)

【山行日】H29年4月2日

【参加者】K原塚、O川、S水八、U村、O知、T中聖、W部、I田、H谷川、KT