大宮労山祭 黒滝山九十九谷

2018年10月20日

労山祭初日。毛無岩コース。ネットで見ると、西上州らしいザレ場・岩尾根のアップダウンが続いている。面白そう。

お天気も上々の予報だった。が、当日になったら午後は雷雨とのこと。しかも2時過ぎにはキャンプ場に着かなくちゃならない。雨が降ったらUターンするという。せっかくの岩場の手前で引き返すのは嫌。ということで、下見の時に行くつもりだった黒滝山馬の背・九十九谷コースに転進(?)。ラウンドで4時間くらい。ま、いいんじゃない?

上底瀬という集落に駐車。身支度を整え、急な舗装路を行く。あれ? 何か音がする。わっ!ブタだー! このブタ君、朝ご飯のおからをつついている。その横には、わ、豚舎! うわ、臭い! めげずに進むと、今度は胡桃。欲に目の眩んだ、というより胡桃の食べ方を知っている人2名が拾い始めた。仕方ない、後日の分け前を期待して、もういいって言うまで拾うかぁ。何しに来たんだろう。

ビニールいっぱいの胡桃を持って林道を進むと、すぐに馬の背への分岐に到着。下見の時とは異なり、迷わず右折。キャー何これ! 面白そう! 両側切れ落ちてる。このナイフリッジは戸隠山みたい。その後も期待通りに、また痩せ尾根に、鎖場、垂直の梯子、垂直岩場のトラバース。西上州の醍醐味が凝縮されてる。そして登りつめた観音岩からの絶景。わ、すごい。四ツ又岳、そのお隣に鹿岳が見える。「おーい、鹿岳班見えてるー?」とラブコール。鹿岳班、判った? 西の空に黒雲が出てきた。お昼休憩後に下山開始。また岩岩岩。ただ惜しむらくは、凝縮し過ぎ。もう少しロングコースだったら良かった。その後、杉林の急坂を下った…のに、ただじゃ済まないこのメンバー。今度は名も知らぬキノコを採取。見掛けはシメジ、色はナメコ。こんなん持って帰っても誰も食べないよ(後で聞いたところ“栗茸”かな。でも、妖しそー)。

両手? リュック? いっぱいの山の恵をかえて駐車場到着。身支度を解いている間にポツポツからバラバラ。ほーら、濡れて下山しなくて良かったでしょ。転進正解だね。

キャンプ場には2時前に到着。受付はしたが、テントも食材も何も持っていない。やれる事はただひとつ。「労山祭の成功を願ってカンパーイ!」

コースタイム(休憩・胡桃拾い・キノコ狩り含む)

上底瀬P8:32–馬の背分岐9:28-観音岩(10:44~10:59)-鷹ノ巣山(11:41~12:00)-上底瀬P12:39

リーダーH竜、TN、S田と、S水や

記:TN

 

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