2011年 毛無山 新年ハイク大きな富士山に おいしいほうと

2011,01.16
先週八~十日の連休に静岡県の最北端の八紘嶺(約二千m)その他に行ってきて、まだその疲れがとれないうちのこのハイク。標高差ちょうど六百mでしたが疲れました。(Yo.S記)

最後を歩き静かな山を楽しみました。二月連休と三月の中ブロの交流とあと二回雪山を楽しみます。 (Zu.O)

富士山がスッキリと見えなかったのが心残りでしたが、楽しい山行でした。  (Yo.T)

富士山を近場で見るのは大宮で見る富士山とも別物。雄大さ美しさに心が洗われました。 (Ki.F)

今日は非常に寒く予定外でした! この程度の寒さに耐える準備が必要と痛感しました。 (Ta.K)

寒い山行でしたが、バスでのお酒があたたかくて(・・・・・・)楽しい気まぐれハイクになりました。 (Te.I)

初山歩きをさせていただきありがとうございました。日頃何も運動もせず日にも当たらないことをはじる。とても寒く身もこおりましたが、下山できた事皆様に感謝いたします。これから少し準備します。ありがとうございました。  (S女史)

圧倒されそうなくらいの大きな富士山に感激です。とても寒かったですがあたたかい汁物ですっかりあたたまりました。とてもおいしかったです。今年も一年が始まりました。皆さんよろしくお願いします。  (To.U)

風花の舞う中楽しい一日でした。日帰りハイクは軽そうなので、健脚の皆さんに何とかついていけてホッとしています。富士山も見れたしほうとうもおいしかったし大満足!誘ってくださった谷脇さんに感謝です。  (I女史)

初雪や 富士をおともに けなし山   (Mi.M)

職場の友達も参加してくれ、楽しい一日となりました。富士も見えたしほうとう風の汁物もおいしく、あたたまりました。 (Tu.T)

こんな近くで富士山を見ることはなかったので感激でした。おいしいみそ汁もありがとうございました。 (K女史)

このような山行に初参加させていただきありがとうございました。トレーニングを積んでまた来たいです。 (N女史)

疲れたけど楽しかったです。ほうとうもおいしかったです。?  (N嬢)

冬枯れの毛無山。寒そうな富士山でしたね。山頂は寒かったけどおなべがあって本当によかった。あたたまりました。 (hama)

新年登山。日本海側は雪というのに太平洋側では天気にも恵まれ、ちょうど良い時間割で、寒さが気になりましたが、頂上でも鍋汁がとてもおいしかった。  (To.F)

心も体も温まるほうとう汁

山もよし ガイドもよし 食べ物もよし。その上おつりまでついて、Ky.Tさんまた幹事やってね。 (Ki.K)

二度目の毛無山登山だったが登山道の記憶はまったくなく、頂上に着いて初めて実感した。景色は前回の方が素晴らしかったが、今回は汁物がとても体をあたためてくれ、今年の初登山も楽しくすごすことができ、ありがとうございました。 (Mi.I)

風が冷たくヒジョーに寒い頂上でした。私がめずらしく手持ちの衣類を全部着込みました。温かいほうとう汁にほっとしました。頂上に雲をまとった富士山がどんとそびえていました。いつになったら私の富士山になるものかなあ~  (Ma.S)

何カ月振りかの山で、トレーニングもしていませんでした。足、ひざなど心配でしたが無事迷惑もかけず下山できほっとしています。これを機にまた山を始めるつもりです。今後もよろしくお願い致します。  (T氏)

頂上での寒さといったら!!手がかじかんで凍るようでした。その時のほうとう汁のおいしさ、あたたかさは格別でした。ホント、おいしい汁でした。富士山が間近に見え、その優美さにみとれました。  (Yu.O)

関東と山梨以外は全国的に荒れた天気という予報の中、思い切って登ってよかった。空気は冷たかったけれど、一緒に行った人たちの気持ちが温かく、無事下山できてよかったです。   (Ky.T)

新年公開ハイク後記

公開ハイクを毛無山に決めた時から天候が気になりだした。山梨は雪が少ないとは聞いていたが、それでも直前に有る程度の積雪になればこの企画は中止にせざるをえなかったからだ。毎日天気予報を見るたびに、「良し、降っていない。」と確認していた。公開ハイクの一週間前に山伏~八紘嶺の山行に参加した。富士山の周辺の景色をみながら、この日までは大丈夫と思った。山伏~八紘嶺では所々雪や凍結部分が有ったが、日当たりの良いところには雪が無かったからだ。ところが、それから詰めの一週間に気を揉んだ。ずっと晴天続で乾燥注意報まで出ていたのに土日は天気が崩れるという予報になったからだ。どんなに前後が晴天でも当日天候が荒れてしまったら意味が無い。崩れのピークは何時なのかと心配した。崩れるのはどの程度なのか、どの範囲なのか。参加者への連絡のためにも金曜日にはバスを出すかどうかを決定しなければならなかった。
木曜日、天候の崩れるのが若干後ろにずれた。今回は都合で参加できないととう会長に相談したら、会員外の人が居るなら無理しない方が良いよと言われ迷った。木曜の午後富士吉田観光課に聞くと、「河口湖付近、毛無山にも現在積雪は無い。」との情報だった。金曜日の午前中まで決定をのばした。その後、全国の天気予報も次第に晴天域が狭まり、日曜日に晴マークが残っているのはとうとう関東地方と山梨県になり、しかも山梨県は 甲府付近と河口湖付近にマークが出るのだが、甲府付近まで晴れのマークまで消えた。河口湖付近のお天気マーク一点を見つめ、まだ大丈夫とは思いながらも不安がよぎる。NHKの各地の週間予報もなぜか山梨県がない。長野県・東京都の次は名古屋なのだ。おまけに、今週末は全国的に荒れ模様、太平洋側でも雪が降ると言い出した。太平洋側を低気圧が通り、その影響で太平洋側にも雪が降るというものだ。ここ2~3日の天気図と今後の予想天気図を並べて移り変わりの速さと方向を見つめる。西高東低冬型の天気。天気予報も日本海側を中心に豪雪のニュースが繰り返されている。日本海側の雪は毛無山の北にあるもっと高い山がブロックしてくれるだろう。南岸を低気圧は通るが離れているので、毛無山までの影響は少ないだろう。しかし、その後に続くのは狭い等高線、風が強いのか。最悪のシナリオは雪が土曜日遅くから降り積もり、日曜日に凍っているという状況。
結局、土曜日の天候の崩れは河口湖付近にはあまり大きくない。風が強くても北西・北東の風は毛無山の南面を登るので、毛無山が盾になってくれるはずと判断。太陽さえ出てくれれば、多少の雪は南斜面なので解けるはず。私たちが登るのは10:00頃からで、もっとも日光が強い時、条件は悪くない。下見の感じではぬかるみになる要素は少ないと考え、決行とする。会長に行くことに決めたとメールして準備を始めた。とは言ってもやっぱり完全に不安が無くなったわけではなかった。バスを出すことに決めた以上、登れなかった場合のことも考えなければならなかった。会員外の人たちにはとにかく寒さ対策だけは充分にしてきて欲しいと連絡してもらった。雪や氷は大丈夫なはずと思いながらも、片手にはピッケルとアイゼン、片手には山行が無理となった場合の観光マップを持っての出発となった。
当日、集合場所に向かう途中でさいたま市でも白いものがチラチラ。しかし、バスが走り出す頃は天気も良く、全く問題ないかのように思えた。富士山が見えだした。頭が少し雲に隠れていたが全体が見える。これならいけると少しホッとした。河口湖近くまで来ると道路に雪の降った跡。道の駅「かつやま」でも足下にはうっすらと雪が載っていたが、毛無山はここよりは雪は少ないはずと強気でいた。
文化道トンネル脇から登り始める。最初は雪道だったが、地面が見える程度の積雪だったので、大丈夫とは思ったが、万が一のことを考え、男性三人に先にいってもらい、通過困難箇所の道路工作または撤退判断を頼み、我々は「気を付けてください。」と言っただけでそのままゆっくり出発した。幸い雪はたいしたこともなく、風は樹林帯では全く無いくらいだった。しかし、肝心の富士山が今一になってきた。おそらく山頂付近で風花でも舞っているのだろう。薄いベールがかってきてしまった。「もう少し姿を見せて。」の願いもむなしく。山頂に着いたときには山頂に雲を抱いた富士山の姿は見えたものの、下見の時に感動できた富士山ではなかった。写真家に「どうですか。」と聞くと、一言「ダメだ。」そっかー。他の人たちも登頂直後は富士山を見ていたが、間もなく寒い方に注意が行ってしまったようだ。薄日がさして風もそれほど強くはなかったが、とにかく空気が冷たかった。寒い中苦労して作ってくれた汁物をもらう様は「派遣村」の炊き出し風景に重なってしまった。帰りのバスで感想文を書いてもらったが、富士山のことを書いてくれたのは二人だけ。あとは皆、「寒かった。」「汁物が温かくておいしかった。」だった。私は公開ハイクを中止せずにできたことに満足していたけれど、みんな我慢してつきあってくれていたのだなと思うと申し訳なかった。(公開ハイク、ちょっぴり後悔。)でも、みんな怪我もなく無事に下山出来て良かった。

数日後に集合写真がメールで届いた。思ったより富士山が良く映っていた。ありがとう。

<おまけ>
「文化道トンネル」という名前、そして登り始めにあったコンクリートで塞がれた旧トンネルらしき跡、気になりませんでしたか?
インターネットの記事にこんなのがありました。『辻まこと著の作品に登場する「南北洞」という隧道が「文化洞トンネル」の前身だと思われる。河口湖の繁栄を隧道の開削によって西湖畔まで導こうと画策しますが、隧道の開通式の日に路線バスの屋根がトンネル内でつっかえて、バスの天井が剥ぎ取られてしまうというハプニングが起きる。それでも村人は諦めずに隧道内の路面を掘り下げる策を取りますが、今度は洞内に水が溜まってしまうという悲劇が待っている。まぁ、日本広しといえども、中に橋の架かっている隧道はわが村の南北洞だけずら・・・。』というものです。私としては中に橋の架かっているトンネルも面白いのでは・・・、中が見られないのが残念なんて無責任に思ってしまうのですが。
そして、今の「文化洞トンネル」は心霊スポットなんだとか。時間が許せばこのトンネルをくぐって「クニマス」発見で話題になった西湖の方へも行ってみても良かったかなとも思いました。  (幹事 Ky.T記)

返信を残す