富士山御中道 いつも見慣れたシルエットと違う富士山

 

山行実施日;9月22日
参加メンバー;Yo.S、Ki.F、hama、To.F、To.S

9月22日今回は富士山御中道に行くことになった。Sさんから「平行移動だから」と、聞き、鼻歌気分。富士スバルライン「御庭」バス停下車。広い駐車場ときれいな水洗トイレがあった。トイレの中はなぜかニンニクの臭い。一度に頭が痛くなった。奥庭に行くにはバスを降りて、どんどん下って行く。15分ぐらい歩いて行くと、売店があった、そこの売店で弁当を買った人がいた。800円だったそう。どんな弁当なのか、お昼が楽しみ。(その弁当は一段目はおにぎり三個、二段目は空揚げやウインナー、卵焼き、ミニトマト、ブロッコリーなどすごい豪華。買った本人はこんなにいっぱい食べられない、と、言って、皆に一つずつあげていた。)売店の横でカメラマン大勢が群がっている。珍しい野鳥が小さな池に水を求めてくるんだそう。その話を聞いて、こちらも目を凝らしてしばらく待っていたが、なにも変わった様子もないので、その場を去る。おそらく野鳥より、カメラマンの方が多いでしょう。奥庭は「天狗が下りて遊ぶ」という伝説がある。天狗の高下駄が祭ってあった。一周約20分のコースでよく整備され、あずまやもあり、ゆっくり散策できる。唐松、石楠花、コケモモの群生は花が終わり、たくさんの赤い実をつけていた。まだ紅葉には早いが、オンタデは紅葉して実にきれい。この日は天気が悪いのでまったく、期待していなかったが、いつの間に雲がきれて青空も顔を出し始め、富士山の山頂がチラチラ見え始め、「あーもう少し、」と、おしゃべりしているうちに、雲がすっきりとれ、富士山がすべて顔をだした。「へえーこれがいつも見ていた富士山か?・・・」いつも見慣れたシルエットと違う。まあるくて、浅間山に似た形。山頂はギザギザ。白山岳だそう。のんびり、ゆったり景観を楽しみたいところだが、今日は御中道巡りをするというので、いったん道路に出た。御中道と言っても、富士山の回りを一回りするわけではなく、今は新五合目から大沢休憩所までの北西部分だけで、四分の一ほどしか歩けないそうで、ちょっとがっかりした。御庭から御中道を進むが、木立の中を通ったり、木がなくなって、岩場が現れたり、いくつかの沢を渡ったり、ガレ場を超えたり。実をいうと、私、完全になめていました。基本的には平行移動のはずだったが、実にハード。大沢崩れを見たかったが、バスの時間が・・・。残念、この日は時間切れで引き返しました。この次は必ず。下界は雲の中で何も見えない。しかし、上は、青空、黄色に紅葉したオンタデがまるで、菜の花畑に見える。厳しい風雪にさらされた唐松がオブジェのようになっている。日本庭園だ。思わず、世古さんに「この木、撮って」「この景色撮って!」とおねだり。怪我をして今日来れなかった和子さんに御土産!。この次は是非、和子さんとスケッチブックを持って来たい。御中道は私の「お気に入り」(hama記)

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