登りたい山より、登れる山に 丹沢山(1567m)

2015年5月4日

登りたい山であった百名山の丹沢山(1567m)にようやく行きました。南浦和発5時11分発で新宿駅小田急線渋沢駅北口下車して、7時16分発のバスに乗車するがさすがに満車である。約20分で大倉に到着す。センターで登山届を済まして、7時40分登山開始する。若い人たち、子ども連れ、老夫婦並びにトレッカーなどで賑わう。長い尾根(通称:バカ尾根)歩き続けるが、今回は単独で自分のペースで行けるので安心である。天候は曇りで心配はなかったが、塔の岳(1491m)に10時50分着。標準時間はクリヤできた。山頂は雲で覆われていて風も強く寒くなってきている。空腹を満たして雨の降る気配があり下山も考えたが、あと小一時間丹沢山に行けるので雑念を払い一路頂上を目指す。風はさらに強く小雨がパラついてきた。速足で向かうがアップダウンが激しく疲れる。11時55分念願の丹沢山頂上に着いた。(標準タイムは切れた)濃霧がさらにひどく。1人がセルフタイマーで写真を撮り始めたのでお互い撮り合う。 落ち着いて回りを見ると寒い中2・3組がベンチで食事をしているのが時折垣間見えた。そそくさと下山する。30分後、単独者に声を掛けられる。雨を心配して下山を考えていた。さほどの雨は心配ない旨話すが、信用してくれたのか元気を出して登って行った。(人の話を鵜呑みにしていくが、これで良かったのだろうか?)塔の岳に着いた。さらに登山客が増えている。いまだ濃霧が包んでいた。景色が見えるものでなく早く下山しようと焦っていたのか道標の確認もせず。下から登山者が登ってくるので、その方向に下山開始する。順調な下山で会ったが、木ノ又小屋がある。見たことない小屋である。更に進むに従い右ひざに違和感が出てきてしまう。次に新大日茶屋がある。ここで下山口の誤りを知る。ヤビツ峠から登ってきたペアに地図の確認をとり戸沢山荘に向かう。地図上では「初心者通行不可」と記載されている。2組程先行していたが、右ひざの痛みは出て見失う。(2組もヤビツ峠である)戸沢の標識があり進む。傾斜がきつく右ひざが痛い。体制が悪く左ひざにも影響してきた。時間的には、十分に余裕がありそれほどの心配はないが1人旅であり悪い方向に考えがちになる。山荘の中間地点でテーピングの準備しているところに2人の下山客が来た。やはり濃霧で大倉方向を見誤ってしまったとの事。(両足に負担が来ており一緒にと思うが、時間もあるので大丈夫と返事してしまう)やっと戸沢山荘に着く。地元の人が、湧水の管理していた。大倉方面の確認させてもらう。あと一時間ぐらいとの事である。山道を歩くが長くつらい。キャンプ場もあり、何台かの車の行き気がある。(腹の中では乗せてくれるクルマあってもよさそうにと虫のいい考えが出てきてします。)ようやく大倉に着いた。丹沢山より5時間半をかけての下山である。いやはや、キツイの一言である。トイレで着替えして生ビールで1人乾杯をした。五臓六法に沁みわたる。登りたい山として見ていたが、もっと足腰の訓練をしていかないと・・・。山を続けるのであれば、「登りたい山より、登れる山に」考えを変えていかないと…、と。反省されられた丹沢山でした。(記 O川)

○南浦和5:11発―新宿6:01発-(小田急線)-渋沢北口7:12着

(302円×2)          (670円×2)

○渋沢北口―大倉口15分(210円×2)     合計2364円

<登り>大倉7:40-見晴茶屋8:20-堀山の家9:20-搭の岳10:50-丹沢山11:55

<下山>丹沢山12:00-新大日茶-戸沢山荘-(竜神の泉)-滝沢園-大倉5:30

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