潜ったり潜らなかったりの雪道 遠かった稲包山

2018年3月3日

地図上で稲包山の尾根伝いの最も安全なルート。しかし冬山として不便さ、ルートの長さで稲包山ルートとして人気のないルートとして感じた。熊のウンコ、熊の罠かごに遭遇しビビってしまった山行でもある。

前夜の泊まった所はダム下。ダムから放水される真下の公園の駐車場にテントを張る。T中たさんが持ってきた酒とウイスキーについ調子に乗り限度を超えた飲酒。次の日いつもの後悔し雨でも降ればいいのにと思いつつ雲一つないいい天気。

ダム上で身支度し出発。

いきなり林道に雪が現れ膝下まで潜ったり潜らなかったりすこぶる歩き辛い。赤沢山まで看板には遊歩道と書かれておりあと何mと林道書かれていて安心して地図も見ないで先を進んだのが大間違い。登山口を見落とし先に進んでしまった。5万分の一の地図上の登山口が林道の開発で切断されていた。リーダーとして言い訳立たない。1時間のロス。

登山口から稜線までつづら折りの急斜面で膝近くまである落ち葉のラッセル1時間位登る。葉の音がうるさい。

稜線に出ると雪が現れわかんを履く人、スノーシューの人、アイゼンの人、何もはかない人、とそれぞれで登るも気温が上昇し雪の上は3歩ごと膝上まで潜ったり潜らなかったり。途中から全員わかんとなる。わかんでも潜ったり潜らなかったりですこぶる疲れる。

こんな調子では稲包山無理と思う。途中平標山が仙ノ倉山が白く見える。皆と相談し最終時間13:30と決める、赤沢山だけでも上りたいね! 稲包山に行くには赤沢山の腹をトラバースするのだがこんな雪では歩くのも辛く士気が上がらない。赤沢山を直登することにする。しかし急斜面の為雪面をつづら折りにトレースをつけていく。喘いで登っていると途中からH高さんがトップに立ちトレースを引いてくれる。潜ったり潜らなかったりの雪はラッセルと別な精神的な疲れがプラスされ疲れる。

なんとか13:00に赤沢山頂上に立つことが出来時間確保される。目標の稲包山が又遠くに見えてしまう。来週の中ブロの山行もこんな雪ではここまでだね。途中の8人用テントが張れる場所は1150m付近、1195m付近が2か所と、赤沢山からの下りは急斜面。ピッケルが必要。2名がアイゼンに履き替え下降するもとにかく潜りすぎて急斜面でわかんに履き替える。もちろん滑り落ちないよう下で受け止められるようにして。

尾根に出て自分たちが作ったトレースで降りるも登りより雪が緩み歩きずらい。それでも下りルンルンで降りる。登山口からの潜ったり潜らなかったりの雪の林道。もういい加減にしてくれ。

赤沢山頂上で

2018年3月3日

コースタイム:四万川ダム(7:50)=登山口通過(8:25)=ルート間違いきずき点(8:50)=戻り登山口(9:20)=尾根(10:10)=赤沢山登り(12:30)=赤沢山(13:00)=赤沢山下降点(14:00)=尾根下山点(15:15)=登山口(15:35)=ダム駐車場(16:15)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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