北岳バットレス第四峰尾根主稜は辞退

山行実施日;2014年9月12日~15日
参加メンバー;Ju.S、Su.M、Se.O

9月12~15日

町田組よりお誘い訓練として、本来は縦走を計画していましたが、諸般の事情で変更になる。大胆にも了解をしてしまう。Bガリー大滝3ピッチからのアプローチ合計11ピッチを登るアルパインクライミングの計画です。前夜21時30分北本駅集合。一路芦安駐車場に向かう。駐車場はすでに満車状態。何とか一台分確保する。テントは近くの会館広場。

□13日(土)早朝

かなりの人出である始発バスが続々出ていく。すでに6台は出た。待ち時間2時間となる。登山口まで20分程で着く。

共同装備を分担して、いざ御池小屋に向かう。久々の山行で上りが辛い。ゆっくりと歩いてはくれているが、かなりシンドイ。途中でテントを外してもらい。何とか歩行できる状態。こんなにもダメなのか本人がいやになる。

途中で休憩していると、年配の方下山してきた。御年83歳ですでに百名山達成。今回山梨百名山の小太郎山(2725m)でどうしてもここから富士山の眺めが良いらしく切望がかなったとの事。

この方の弛まぬ日々の訓練を聞き私自身恥ずかしくなってきた。何とか間とか、やっと白根御池小屋に到着する。すでに御池の周囲にはテントが多数あり、開いているところは、石がゴロゴロしている。M田さんが探しまくり、草が生えた隠れ家的な最適な場所に設営できた。

一段落ついて、小屋にテント代(500円?一人)を支払い。ついでに、まずは生ビール(850円)で乾杯。一緒に定食(1000円)頼む。

今回バットレスに挑戦であるが、私の状態では迷惑がかかりそうなので辞退させていただき、単独で北岳に登ることに決めた。早々に明日の準備をして就寝。

□14日(日)1時30分起床。

町田組は2時に出る。私は4時に発つ。二俣コースを行くが、真っ暗で誰もいない。右俣コースにはヘッデンの明かりが見え隠れするがそちらに変更も考えたがこのまま進むことにした。急登のガレバが続く。6時頃、北岳バットレスが見える。威厳のある岩場である。辞退して良かったとつくづく思う。人が小さく見えるがM田組の確認ができない。八本歯コル着く。

頂上までもう少しだ。8時10分北岳頂上に着く。さすがに混雑している。久々の百名山である。4時間で着いた。

肩の小屋で軽く食事をして下山する。御池テント場に10時5分到着。6時間50分で北岳を周回してきた。なんと充実した山行なのか。

テントに戻り整理して小屋に向かい早速、本日1回目の生ビールを飲む。テントで軽く一眠り。16時近くテントでゴロゴロしていて気持ちが良い。まだM田組は戻っていない。取りあえず2杯目の生ビールとカップラーメンを頼み。外の椅子に座っていると、隣のペアが食べきれないとジフィーズのお裾分けが回ってきた。

生ビールにカップラーメンと私の腹回りを見て安心して声をかけていたのだろう一寸複雑感もあるが、おいしく頂けた。3人でバットレスに来たが、体調及び自信がなくなり辞退したと話していたら、勇気ある辞退であると褒められた。

このペアは滋賀県の山岳会員。かなり登っている実力ペアである。バットレスでは経験不足者が多数いた為、かなりの渋滞が発生していたと話していた。

どおりでM田ペアも遅いのが解った。ペアと談話しているとM田組がすでに戻ってきていて、私を探しまくっていた。すでにペア同士はバットレスで会話をしていた間柄であった。更にこのペア同士は話が弾む。明日は下山である。

□15日下山

共同装備を入れて向かう。S々木さん先頭でマイペースにすすむ。それに続き歩くが早い。段々荷重が足に伝わる。とにかく1時間は頑張り1本入れたいが……。

M田鬼軍曹が目を覚ます。帰りのタクシーの時間に間に合わすよう歩け歩けの号令である。

腹の中「くそー、」。足がふらつくが〈岩場では慎重に平たん部では早めに足を上げて歩け歩け。〉

腹の中「うるせー、M田め!。水飲ませろ¦。」

〈まだまだ歩け歩け。更に歩け、歩け。〉ようやく1本である。

但し、与えられた時間は2分のみ「飲むときはしっかり水分補給する。いちいち休息してこまめに補給することなく。この時もザックのチェックも怠りなく。」

さあ2分である。〈足を上げたら前に進む。更に足を上げて進む。〉

足に限界まで来ているが…。〈声がでる内は更に歩ける。歩け歩け。〉

「くそー。くそー」下山者をどんどん抜いていく。

M田さんとのバトルです。又このように限界を引き出してくれています。これは二人の関係でなければできません。

普通このような会話では険悪になるだけです。腐れ縁みたいなものか。

河原に到着。橋を渡りセンターにようやく到着。体中から湯気が出まくる。

約束通り8時間に合う。乗り合いタクシーが3人分開いていたので早々に乗車する。(1300円)この連休の登山者数は推定2000名とのことでした(運転手談)。少し離れたところの温泉に入り一路大宮へ。まだまだ体力訓練の必要性を考えさせられた思い出深い山行になりました。

今回頑張ったご褒美に東松山駅近くにあった。焼き鳥「ひびき」……ここはおいしい。
さ?て、もう少し頑張るぞ!    (Se.O記)