事前確認の大切さを思い知らされた 赤雪山から千人ケ岳

山行実施日;2015年3月21日

東部線沿線の山登り第二弾。今回も足利市駅で下車、足利市生活路線バスあっしーで足利市の街並みを眺めながら、終点の松田バス停まで1時間。私ともう一人男性の登山者が降りる。千人ヶ岳までは同じコースを行き、その先石尊山まで行くそうだ。私は山と渓谷社の「栃木県の山」に載っていた沢コースをそのまま登る予定だが、彼は尾根道を登るという。「1時間後、山頂で会いましょう」と別れる。

沢コースの入口の看板に『倒木が多く途中で道が不明になり危険』と手書きで書かれてある。どうしよう?少し先を見ると倒木はあるが、どうにか歩けそうと判断して進む。やはり結構な倒木である。倒木の上を跨いだり、下をくぐったりしてどんどん進む。

小さな滝をふたつ過ぎたころから、やはり道があやふやになってくる。踏み跡を頼りに進む。途中までは沢の右側を進み、その後左側になるはずが折り重なるの倒木で登山道が見えなくなる。急な斜面を何度か巻きながら進む。やはり尾根道を選んだほうが良かったと後悔する。しかし、登りは1時間と短いし、上を見上げると明るい尾根が見えている。地図とコンパスで何度か確認しながら、急斜面をトラバースし、どうにか尾根道に出ることができた。

落ち葉とふかふかの土の急斜面を登るのに体力を半分以上消耗してしまった。尾根の上から下を見ると、結構な急斜面である。へとへとになりながら赤雪山の頂上にたどり着く。1時間20分かかり、残念ながら彼とは会えずじまい。

赤雪山の頂上あずまやでアミノ酸を摂り、息を整える。ここからは千人ヶ岳への道がしっかりと付いている。なんて歩きやすいんだろう。登山道を歩けるありがたさをつくづく感じる。何度か小さなピークを越え、上り下りを終え、千人ヶ岳直下にたどり着く。ここまでは他の登山者とは会わず、静かな山道である。2,3組の登山者がお昼を終えて下山する支度をしている。私もここでお昼にする。温かい紅茶を飲んで、どうにか元気を取り戻して千人が岳の頂上へ。霞で眺望はあまりよくないし、下山後のバス時間が気になり、そそくさと下山を始める。熊の分岐でエスケープルートを選ぶ。こちらはやはり沢コースであるが、幸いにも倒木は見られず、沢のせせらぎを聞きながら、さくさく下る。途中ぽっかり空いた洞穴の入り口にカタクリの花がまとまって咲いている。降り立った里山は梅の花があちこちで咲き、お彼岸でもあり、畑の中のお墓にはお参りの人々がおられ、生花をお供えしている。バス時間まではゆっくりお茶を飲み、足首のストレッチをして待つ。
予定通りの山行ができず、残念である。本の記述を鵜呑みにするのではなく、事前に登山道などの情報をネットや地元に確認することが大切であることを痛感した山行であった。友人に教えてもらった地元の銘菓の最中を買って、東武線に揺られて帰った。(記 Mi.S)

参加メンバー;Mi.S

松田バス停~赤雪山80分~千人が岳95分~岩切登山口60分
歩行時間四時間