北信:斑尾山・髻山・高社山

雪解けの花と展望、山菜の天麩羅を楽し

 

現地にて山菜採りをし天ぷらを食べる計画に参加。5月5日高速の渋滞もなく、斑尾高原スキー場から斑尾山に登り始める。天気も良く周りの山々も素晴らしい景色。最初に出会った、たむしばの花の上品な香りを確かめる。雪が残るスキー場はフキノトウがあちこちにあり、登山より山菜採りに夢中。今夜の食材はゲットしたものの目の前にあるフキノトウをつい採りたくなりお持ち帰り用までできた。帰宅後ふきみそを作って美味しく頂きました。斑尾山には子供連れの家族にも会い楽しんでいたが、我がグループでも急登の雪山を楽しんでいる人がいた。下山後、沼の原湿原を散策。テント場は経験豊かなリーダーが見つけてくれ、楽しみにしていた天ぷらをビールと日本酒で頂いた。フキノトウは食べ放題、自宅から持って来てくれたウドやこごみ等々満足の夕食だった。5月6日、今日は天気が不安定なので観光や低山に行くことになった。朝食に餅を焼きテント泊の楽しさを味わい丹霞郷に向かう。時間が早いので客は私達だけ。高台からみえるリンゴ畑の白い花、桃畑のピンク色、その奥に新緑の山々、残雪の山々と、清々しいひと時を味わうことが出来た。土手には蕨やあけびが沢山見つかり山菜採り、今夜も食卓に少し天ぷらを加えてもらうことになった。次に飯綱のサンクゼール・ワイナリーを見学。昼食後は髻山に登る。両脇にりんご畑を見ながら登山道を進みカタクリの群生もあり、山頂は城跡、今日は小雨交じりで展望は良くなかったが地元の方らしい男性二人と会った。下山後のびる、たらの芽を収穫。明日登る高社山の麓に移動。途中でスーパーに寄り買い物。色々悩んだがトイレと水場が近い空き地にテントを張らしてもらい夕食となる。二日目はポトフ、天ぷら、ビールにワイン、楽しい時間を過ごすことができた。5月7日中野市、谷厳寺から高社山に登り始める。あちこちで桜がきれいだったが、ここも色とりどりの桜が咲いていた。山吹の花も群生していてとても綺麗だった。イワカガミやイワナシの花はまだあまり開いていなかった。信仰の山と感じられる仏像や石仏が何体も置かれていた。山頂は人気のある山なのだろう大勢の人で賑わっていた。展望の良い山頂だが黄砂の影響で少しかすんでいたが、登ったことのある山々が沢山見えて嬉しかった。下山後、車のトラブルもあったが念願の天ぷら山行に参加させて頂きありがとうございました。(記 I田)

参加者L:K原塚、TK、W部、S水や、I田

無音のひととき

飲食、語らいも切り上げ、シュラフに入ると無音となる。いつしか蛙のやさしくささやくような声が聞こえてくる。が、「ホーッ ホーッ」と梟の声が聞こえると蛙の鳴き声は一時的に止み、また無音の世界となる。沈黙(無音)もまた、何かを伝えているようであり、蛙同士・梟同士だけでなく廻りの生き物全てが会話しているようである。時々車が通りすぎる音もする。楽譜には休符(休止符)と言う記号がある。が、休符は意味のある無音であり、決して休みではない。「題名のない音楽会」というTV番組では、指揮者が礼をしてオーケストラに全休符の音を奏でさせ、また礼をして終わる曲を演奏していた。また、ジャズプレイヤーの故カウントベイシーは数少ない音を絶妙なタイミングでピアノを奏でており、知り合いのファンはこれが堪らないと言う。眼はよく使う、使いすぎで眼精疲労になる。耳は? と考えると疲労することはない。もっと耳を使った方が良いのかな!と思う。朝の小鳥の囀りが今日の活力を与えてくれている。(記 TK)

【山行日】H29年5月5日~7日

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