マルチピッチ練習
2026年 2月 2日
前回、初めてのつづら岩では2ルートともオールフォローだったので、今回はつるべで登るべく、つづら岩での練習をセッティングしていただいた。
YKさんが車を出してくださったので、駅から登山口のバス停までが快適でありがたい。取り付きまで距離があるが、談笑しながら進むと思いの外早く着いたように感じられた。
身支度を整えてOTさんと登る。ルートの復習と確認で1便目はオールフォローでお願いした。フォローだけどリードのつもりで登っておいでと温かく声を掛けてもらい、ロープはない意識で登る。
一般ルートだが最初の出だしが少し悪い。スリングやヌンチャクを触りたくなるがフォローなので、せめてA0だけはしないように登る。思っていたよりルートを忘れていたので最初はフォローで良かった。
ルートファインディングも実力というのはさておいて。
とにかくOTさんの動きをよく見て、支点の構築、トラバース、立ち木で支点を取るとか、オールリードで行けるくらいに目に焼き付けた。最後のピッチの終了点まで辿り着き懸垂下降の準備に取りかかる。ここではロープを投げずに繰り出し懸垂で下りる事になるが、繰り出し懸垂を私はやった事がないので、手ほどきを受けながら準備するもまどろっこしい手つきでOTさんに助けていただく。

バックアップを確認して、テンションがロープに移った事を確認してセルフを外す。最初のうちはシューッとロープが出て気持ちが良いが、よりによって空中懸垂の部分でロープが出ない。ロープが違うところへ入り込んで絡んでしまったようだ。解きながら捌くが繰り出しには戻れなくなってしまったのでロープダウン、無事に地上に還ってきたが、懸垂下降はいつも緊張する。
少しのお昼休憩のあと、YKさんとペアを組み再度一般ルートを登る。オールリードの心構えでいたが、つるべで登る。そりゃそうだ(笑)

先行して一般ルートをMTさん、ITさん、MBさんの3人がパーティーで登っているので、私達は1P目の終了点手前でセルフを取って待機。
待っている間にYKさんから「ここで仮固定からの自己脱出してみましょうか?」と言われて焦る。が、確かに事故は不意に起こるもの。ロープワークで教わったことを順番に思い出しながら仮固定をして自己脱出に移るが、ここでダブルロープの2本ともをクレムハイストで結ぼうとヘマをする。指摘されて気付いたが、ロープワークの時はシングルロープで練習していたからこのミスに繋がったのだろう。良い勉強になった。
そのままピッチを重ねていくが、先日の木戸壁と比べるとプロテクションに様々な種類があり、よく観察が必要だ。しっかりやろうと思えば思うほど焦りが出て手順を間違え、指摘されて直す。色々な要素が覆い被さってくるからやはり現場は難しい。もっと勉強して経験を積んでいきたいと思う。

この日は私が次のステップに進めるかの見極めだと人づてに聞いていたので、帰り道の結果発表に緊張したが、なんとか60点の及第点をいただく事が出来た。赤点かとドキドキしていたから素直に嬉しかった(笑)

日和田から始まり、つづら、木戸壁、つづらと来て、少しずつでも自分で感じられる成長をありがたいと思える。付き合って面倒を見てくれる方々には感謝しかない。
次回は伊豆・城山の西南カンテに行く予定だ。引き続きしっかり取り組んで自分の山を楽しんでいきたい。
■メンバー L:IT、SL:OT、YK、MT、MB、KN、SM
■ルート 千足バス停~綾滝~つづら岩(ピストン)

