参加メンバー;Ki.K、Hi.M、hama、To.F、Lantana、Tu.S
12月27日(月)暮れも押し迫った一日、平日山行。
初孫の保育園のお迎えに間に合うように短時間で登れるコースをKi.Kさんにお願いしたところ、奥多摩の大丹波川の百軒茶屋から棒ノ折山を登るコースを設定してくださった。このルートは短い尾根を一気に山頂まで登っていく、コースタイムも一時間半という最短コース。
最初はわさび田のある沢沿いを登る。わさび田の段々畑だ。動物に侵入されないように厳重にネットや柵が施されている。これでは空を飛ぶ鳥以外絶対とられない。すごい柵だな、感心しながら登って行く。きれいな水がチョロチョロ流れている。実は私、わさび菜のお浸しが大好物。ピリッと、辛くてパリッとして、わさびの良い香りもたまらない。八百屋にも売っていない、めったに食べられない。たまーに山奥に行くと、道の駅に売っている。「ああ・・・食べたい、食べたい」とわさび田を横目に登って・・・・・。ドキッとした。もしかしたら、この厳重なネットや柵は動物の侵入よけでなく人間様の侵入よけではないだろうか。どうしても手が・・・でも取れない。これは、人間よけだと納得。
登りの後半は薄暗い植林の中を急登していく。登山道はしっかり整備されていて歩きやすかった。棒ノ折山の山頂は広々として、そして何よりも誰もいない我々だけの貸し切り。空気が澄んでいるので、展望がいい。東側は新宿副都心の高層ビル。北側は奥武蔵の山々。蕨山がよく見えている。遥か彼方には所々白くなった日光・男体山。残念ながら富士山は見えません。
この山は十年以上前、夫と二人で登っています。埼玉の名栗側から登っている。山頂はすごい人で展望を楽しむどころではなかったのを覚えている。すごくつまらない山、なんで、こんなに人が多いのかなとその時思ったのを覚えている。今、誰もいない山頂に立ち、この山の人気の秘密がよくわかった。969m、あと少しで千m、おしい山ですね。大きな桜の木が何本もあり、その季節はすごい人でしょうね。1000m近い山なので、冬場はやはり風が冷たい。そうそうに引き上げた。木々の合間から川苔山がチラチラ見えていた。