埼玉県連主催・黒部赤木沢
2025年9月26日~29日
初めての赤木沢・感想文
YD
いつか行ってみたいと思っていた黒部・赤木沢。県連主催に参加し9月末やっと行くことが出来ました。今年は熊の出没のせいでテント泊が出来ず大丈夫と思っていた折立キャンプ場も閉鎖だと有料道路ゲートで聞いてあわてて有峰ハウスに素泊まり。次の朝先に駐車場に入って後発の車の駐車スペースを確保、駐車場はすでにほぼ満杯。立山の人気、おそるべし。初日は薬師沢小屋まで。久しぶりの黒部に深酒をしてしまいました。詳しいことは聞かないで。
翌朝小屋の下からいきなり入渓、赤木沢出合までの黒部川本流が核心と言われていたが確かに水量によっては渡渉が難しそう。なんとか出合まで無事到着、朝日に照らされたエメラルドグリーンの水がとてもきれいで写真に収まるか心配。赤木沢はその名のとおり赤岩で渓相も明るく青空と色づき始めた木々の色とマッチしてとてもきれい。滝もスケールが大きく釜の水のエメラルドグリーンがとても映えて美しい。簡単な滝が多く、登れない滝は巻き道がはっきりしているので分りやすい。最後の大滝はそのスケールに圧倒された。源頭に登り詰めてヤブ漕ぎがきつかったが登山道に出ればあとは稜線歩き。ここで埼玉に直帰する県連メンバーと別れ、大宮三人組はバテた私を先頭にのんびり太郎平小屋まで。小屋は日曜のせいか食堂も半分。朝雨と風の音に起こされて雨の中の下山を覚悟したが、歩き始めて小雨になり無事折立まで着くことが出来た。熊の唸り声を聞いたという話を聞いて、今年は熊の話題に終始した年だなとつくづく感じた。この後も山に入る時は気を付けようと思いながらも楽しい山、沢は止められないですね。
KK
ずっと前から行きたいと思っていた赤木沢、県連の沢山行があり参加する事にしました。最初は8月でしたが9月末に変更になり、寒さが気になりましたが、紅葉を期待し参加しました。大宮は他の人達とは別行動での集合で、前泊、ゆったり行動です。熊出没でテント前泊が有峰ハウス素泊まりに変更。翌日、折立登山口集合。薬師沢小屋迄ゆったり登山。天気も良く、景色を楽しみながらの1日でした。
2日は5:30出発。霜がおりていました。赤木沢出会い迄は流れも早く神経を使いましたが、美しい流れを楽しみながらの遡行、赤木沢からはナメ滝と紅葉、青空の沢歩き。開けた草原のツメ。チングルマの赤の紅葉素晴らしかった。沢装備解除、紅葉の草原を見ながらの至福の時間でした。赤木沢参加出来て良かった。
IT
今年から始めた沢登り。そしていつか行ってみたいと思っていた赤木沢でした。こんなに早く行けることになるとは思っていなかったけど、チャンスの神様には前髪が無いとか言うではありませんか。
沢は水が冷たく、水に浸かりたくないなあと思いながら、滝を登るときには冷たさも忘れて年甲斐も無くはしゃいで楽しみました。
沢登りの後は、大宮三人組だけ太郎平小屋に宿泊し、ストーブのある部屋で、ビールを飲みながらくつろぎました。これもまた楽しかったね!
また来年も行きたいなあ。どなたかご一緒してくれないかな?いいとも~古!(笑)
■メンバー 県連の皆様、YD、KK、IT
■ルート 折立~太郎平小屋~薬師沢小屋(泊)~赤木沢分岐~大滝~北ノ俣岳~太郎平小屋(泊)~折立
薬師沢小屋から赤木沢出合までの黒部川
赤木沢は小滝の連続
沢から臨む水晶岳
読売新道
もうすぐ稜線
まだまだ元気!