山行実施日;2010.10.0.1-02
参加メンバー;Te.I.
今月14日からのネパール写真山行の高順応ために七度目の富士山へ登る。今回はフレンチ・パス(峠)標高約5360mで三泊の予定で日程を決めている。天気予報と睨めっこしながら前日に日程を決めた。週末は五合目まで高速バスが運行されているが、その他の日は河口湖までで、バスを乗り換えて五合目に11時40分着。スバルラインの途中はガスで少々心配したが、五合目から上の方はガスが時たま出るものの晴れていた。観光客がウヨウヨしている中を素早く佐藤小屋向けて歩き始める。佐藤小屋は閉まっていたが、山頂を往復するには時間が遅いので、テント場にテントを設営してベンチで酒盛りを始める。
翌日5時10分に出発、途中雲海から顔を出す日の出を楽しむ。何度も登ったザレた登山道を上る。天気は非常に良い。3000mを過ぎる辺りから呼吸に注意しながら登る。出来るだけ口を開けないように鼻呼吸だけで登る。順調に高度を上げて山頂(久須志神社)に8時30分に到着する。約3時間20分で登ることが出来、以前と変わらなかったことで一安心する。休憩後白山岳へ向かう。一緒に6300m峰に登った岳友だが、十年前にこの富士山で高度順応時に逝かれた友の眠っていた場所でしばし黙祷、登るたびに彼女の屈託のない笑顔を思い出す。白山岳で暫くボーと過ごす。山頂で約一時間半過ごし、9時50分に下山開始をする。ザレた下山道をドンドン下る。佐藤小屋に11時20分着。テントを撤収してバス停に向かう。12時40分のバスで河口湖へ、河口湖駅前のホテルの風呂でさっぱりとする。駅前の食堂で打ち上げ、パキスタンのウルタルⅡ峰で亡くなった長谷川恒夫さんと顔見知りだったの食堂の女将と、長谷川さんが撮った写真を見ながらしばし歓談する。高速バスでまたもやお酒とうたた寝を楽しみながら帰る。