丹沢・勘七ノ沢敗退~ヒルは十六匹

山行実施日:2015年6月7日

メンバー:10名/A鈴K、H高、上D、及K、I村/BH竜、K坂、島D、H谷川、 O川

(鈴K)

ヒルにおびえなが ら県民の森に着くと、雨が酷 かった。雨の中でテントを立 てたが、ビショビショになり、 気持ちの良いものではなかっ たが、中に入り落ち着つけた。 雨は降り続いていたが、朝に は上がると信じてシュラフに 入る。 7日の朝、曇っていたが雨 は上がっていた。思い思いに、 朝食を食べたり、朝の支度を したりしていると、次々に車 が上がってきた。あわてなが ら沢の準備をする。A班とB 班のメンバーと共同装備、無 線の確認をして出発をする。 ヒルを気にしながら二俣につ くと、早速、H谷川さんが目 撃。下山の際にヒル確認をし たとき、全員で16尾。めざ とく発見したH谷川さんが6 尾も呼び寄せていたチャンピ オンだった。気にする人に寄 っていくのかもしれない。い よいよ入渓である。新緑に囲 まれた穏やかな河原を分け入 っていく。A班が先行し、F1 に着く。出だしが微妙で、ち ょっと高いところにスリング がある。H高さんがうまく越 えていくが、滑ればドボンで ある。まあ、落ちても水に浸 かるだけだから心配はないの だが、最初に登りで妙な緊張 感が高まる。ザイルで確保し て次々に登り、ドボンはなか った。B班はK坂さんが先行 をして、1人目の確保をして 登ったところで、A班は出発 をした。F2 、F3 とへつったり、 ザイルで確保して登ったりと、 沢登りを楽しんだ。9時、B 班はすぐ後ろにいることはわ かっていたが、2時間ごとに 無線を入れることになってい たので応答をするものの反応 はない。忘れていたようだが、 これも練習である。堰堤を越 えるのはなかなか嫌らしい。 3つ目も堰堤の下でA班とB 班が合流し、メンバーが混ざ って堰堤を越え始めた。集団 が大きくなると、緊張感が緩 んでしまう。人が多いという ことで安心感がうまれ注意が 散漫になる。そんなときに、 クライミングが上手な島Dさ んに注意がうすくなり、先行 していたH竜さんとは異なっ た滑りやすい方に登ってしま ったことを注意できずに5m ほど滑落した。滑って途中で 足がついたものの引っかかる ように体が剥がされ頭から滑 り落ちていった。ただザック が体と岩との間で緩衝材にな ってスピードが若干落ちたこ とが幸いしたことと、腰や肩 などを擦って、砂利状の地面 には頭から落ちたように見え たが、肩から地面についたの で、首には影響がなかったよ うだ。それにしても、本人も メンバーも動揺した。しばら く休み様子を見たが、大事を 考えて尾根にトラバースして 下山にすることにした。しっ かりした踏み跡を辿るとすぐ に登山道に出られた。二俣に 着くことには、島Dさんは元 に戻った感じで恐縮していた が、大きなケガにならず、い い経験ということで終わるこ とができた。山北駅前の福祉 健康センターさくらの湯で温 泉に入って体を休めて帰路に ついた。 ( 上D) 6月7日午後9時30 分小田急線渋沢駅で及Kさ 丹沢・勘七ノ沢敗退~ヒルは十六匹 山行実施日(六月七日) 鈴K、上D他 んと合流し鈴Kさんの車に拾 ってもらう。テン場に近づく につれ雨となってゆく。 すでにH竜車・K坂車チーム がテント設営して前夜祭の賑 やかな声が聞こえてくる。鈴 K車チームもテント設営しH 高さんテントで酒盛り。 及Kさんの手料理、燻製でひ と時を過ごす。 雨も本降りとなり、お酒もな くなり明日に備えてお開きと なる。 6月8日 鳥のさえずりに起こされる。 深夜の強い雨は小降りとなっ ていた。 朝食・準備して7時駐車場出 発7時30分入渓 水流の抵抗を久しぶりに感じ る。思ったほど水温も冷たく ないので一安心。岩の滑り具 合をそろそろ確認しながら歩 く。 7時40分F1 初っ端に出くわす滝に不安を 感じる。 鈴Kさんがロープを出してく れる。途中の残置スリングも 使いながら登る。 F2 ・F3 ・F4 と濡れたくない・ 落ちたくない!の一心でしが み付き、ロープ・お助け紐出 してもらいながらなんとか登 る。 緊張の後は補給!行動食・お 茶で緊張をほぐす! F5 の滝に行く前に、堰堤を4 か所乗り越える。 途中の堰堤で、B班先行とな る。 H竜さん、K坂さんが登る。 目を離したとき誰かの声。 いつもアクシデントはスロー モーションである。 頭を下にして身体・ザックを 擦るように、島Dさんが落下。 一瞬空気が凍り付く。 幸い大きなダメージも無さそ うで歩ける、とのことで下山。 H竜さんお勧めの銭湯で汗を 流し、反省会をする。 危険は紙一重であると改めて 思う山行だった。 今回は初めて沢山のヒルと遭 遇した沢登りとなった。 (H竜)今シーズン初めての 沢。WEBで山ヒルすごいよ との記事で今までは吸血され ることなく水際で防止してい た。 初級の沢とてあなどれない。 まだ沢慣れしていなくF1 で トップロープで登ろうと思っ たがロープ張ってくれない。 仕方なく緊張して登るも中間 あたりの安定した所でロープ 張ってくれたK坂さん遅い。 F2 、F3 と高度はあるがホール ドたくさんあり楽しめた。意 外と堰堤が途中何度もあり緊 張する。中間の堰堤5 m位の 左から登る所で自分がB班リ ーダーだったが最初に私が登 り。次のニューフェース島D さん中間位から滑落、頭の方 から落ちたので心配する。F1 、 F2 、F3 とロープ垂らしたが華 麗に登るのでつい安心してし まった。外傷無いがとりあえ ず沢登りは中止する。 島Dさんザックの荷物を分 担し大事を取り下山する。自 分も手袋脱ぐと右手中指と薬 指の股の所に丸々太ったヒル が「ギャー」H高さんすかさ ず塩を降りかけてくれた。足 に手に4匹のヒルが自分の血 を狙っていた。 初めて吸われた。みんな丹 沢は気を付けよう。島Dさん は大事に至らず良かった。今 後はみんなが安全に登るには 考えなくてはならない。温泉 で今回の沢の反省と問題を話 し 合 っ た 。

( I 村)

勘 七 の 沢 は 1 4 年 前 に 一 度 入 渓 し て い ま す 。 記 憶 は 都 合 良 く 、 楽 し か っ た 事 ば か り で 、 ヘ ツ リ の 緊 張 感 や 水 没 な ど は す っ か り 忘 れ て い ま し た 。 こ の 沢 な ら メ ン バ ー に 迷 惑 を 掛 け ず に 行 け そ う と 、 参 加 さ せ て も ら い ま し た ・ ・ ・ 処 が 、い ざF1 の 前 に 立 つ と 記 憶 に あ っ た 様 相 と 違 う ・ ・ ・ ど う も 記 憶 はF5 とF1 が す り 替 わ っ て い る 。F3 の へ つ り に 失 敗 し 、 見 事 に 水 没 し て や っ と 思 い 出 す 。そ う だ っ た ・・ へ つ り の 下 手 な メ ン バ ー に 、 リ ー ダ ー が ひ と 泳 ぎ し て お 助 け ヒ モ を 出 し て く れ た っ け 。 シ ュ ー ズ は 購 入 し て か ら 、 一 度 も フ エ ル ト ソ ー ル を 替 え て い な か っ た の で 、 当 然 靴 先 は へ た っ て お り 、 ス タ ン ス が 決 ま ら な い 。 怖 い 怖 い ・ ・ ・ そ れ で も ま た 、 楽 し い 思 い 出 だ け が 残 る で し ょ う ね 。

丹沢・勘七の沢感想 O川

フェースブックでスーさ んから沢のお誘いがあり参 加表明した。今季初めての 沢となる。多くても4~5 名と思っていたが、いろい ろな事情が絡み合い、なん と10名もの大所帯になっ たのは想定外で驚いた。 〈さすが沢の神スーさん の人柄か…。〉 前夜3台の車(H竜車・ K坂車・鈴K車)に便乗し て移動。テン泊場に着く頃 には雨に降られた。すでに H竜組はすでにテントを張 り終えて宴会中。スーさん 組も到着。雨が降り続いて いるので、各テント内で宴 会となる。 H竜さんが、他テントを 彷徨し略奪した。特選「上 D燻製」にはお酒がすすん だ。翌朝は雨も上がり沢日 和となる。準備の際に、ヒ ル対策品のお披露目会とな るが結論的には塩である。 揃った所でスーさんから の注意事項等の訓示後、 A・B班に分かれ渡渉口に 移動する。 水流の左側を沢やH高さ んリードで登る。さすがで ある。ロープをセットして もらい各自登る。私は今季 初の沢岩で悪戦苦闘となる が登りきる。F2を過ぎF 3のヘツリでは、まだ体が 硬直していておぼつかない 動きである。どうもクライ ミングジムでの効果が発揮 していない。 F4も無事通過。連続す る堰堤ではカチで登るが最 後は適したホールドがない ため、お助け紐を要求した。 〈一本休憩の際に、H竜さ んが指の間にヤマビルが付 着して出血していた。初め て生で拝見できた。さすが H竜さん持っているものが 違う。被害者第一号である。 私も下山の際、靴に一匹付 着して大方の参加者が被害 にあっていた。さすが丹沢 山系である〉 連続する堰堤で、B班が 先行してしまう。最後の堰 堤はH竜さんが登り、2番 手島Dさん、3番手H谷川 さんが途中で動けなくなり ロープの検討をしている最 中に、動いた島Dさんが約 4mから滑落してしまう。 大事には至らぬ様子である が、諸々考慮して沢は中止 にして下山することにした。 今回は思わぬ展開である が、沢だけでなくとも滑落 は起こり得ることであり、 今後の登山活動に生かせる ように肝に銘じたい。 又機会があればスーさん の沢に参加して青い火を見 てみたいものである。久し ぶりの沢山行に参加できた ことに感謝します

勘七の沢感想文 H竜

今シーズン初めての沢。 WEBで山ヒルすごいよと の記事で今までは吸血され ることなく水際で防止して いた。 初級の沢とてあなどれない。 まだ沢慣れしていなくF 1をトップロープで登ろう と思ったがロープ張ってく れない。 仕方なく緊張して登るも中 間あたりの安定した所でロ ープ張ってくれたK坂さん 遅い。 F2、F3と高度はある ホ が ールドたくさんあり楽し めた。意外と堰堤が途中何 度もあり緊張する。中間の 堰堤5m位の左から登る所 で、自分がB班リーダーだ ったが最初に私が登り。次 のニューフェース島Dさん 中間位から滑落、頭の 方から落ちたので心配する。 F1、F2、F3とロープ 垂らしたが華麗に登るので つい安心してしまった。外 傷は無いが、とりあえず沢 登りは中止する。 S田さんザックの荷物を 分担し大事を取り下山する。 自分も手袋脱ぐと右手中指 と薬指の股の所に丸々太っ たヒルが、「ギャー」H高さ んすかさず塩を降りかけて くれた。 足に手に4匹のヒルが自 分の血を狙っていた。初め て吸われた。みんな丹沢は 気を付けよう。S田さんは 大事に至らず良かった。今 後はみんなが安全に登るに は考えなくてはならない。 温泉で今回の沢の反省と 問題を話し合った。

勘七沢沢登り感想文 島D

F4までの滝はどうにか 登ることができた。その後 3つの堤が続き、その一つ をHさんが登り始めた。上 り詰めは左の岩が迫ってい て、登り易そうに見えたの で、少し冒険してその左岩 を登ろうと考えた。登り始 めてみると、手はあるのだ が足場が無い。 狭い空間に右足を置き、 その上に左足を重ねようと するがクライミングシュー ズと異なり沢靴をうまく操 作できない。困ったなと思 った瞬間、足が滑り岩から 手が離れてしまった。ふわ ~っとした感じが一瞬あり、 どんと衝撃を感じた後は、 できるだけ頭と体を丸めて 落ちた。HIさんが駆けつ け、意識があるかどうか話 しかけるのが聞こえ、大き な体の痛みも感じなかった ので、助かったと安堵した。 リュックサックが岩の衝 撃を緩和してくれたのと、 落ちた場所が、岩場でなく 砂利の平地だったのが幸い した。滑落直後は動機が激 しく、呼吸数も多かった。 休んでいる間に、腹式呼吸 で呼吸と気持ちを整えた。 まさか自分が落ちるとは 考えていなかったが、やは りそれなりの原因がある。 沢登りの方法にも慣れてい ないのに、自分の技術を過 信して、能力 以上の無理をして登ったこ とが大きい。 沢登りは大きな危険が伴 うものだからこそ、楽しむ ためには安全に登って、無 事に降りてくることが大切 になる。 うぬぼれていた私に、大 きな試練を頂いた。これか らは、安全に登るという心 構えをしっかり持とう。 一緒に下山したメンバー の皆さんには様々なお心遣 いを頂きました。また、冷 静に事故状況を分析し、温 かい言葉をかけて下さった リーダーに感謝します

ルート:表丹沢県民の森~二俣~勘七沢遡行(大滝手前)~二俣~県民の森 期日前夜発2015年6月7日(日) 日程:6/6(土)20:00 川越~21:40 渋沢駅~22:30 県民の森BP 6/7(日)BP~7:18 二俣~7:35F1~8:22:F2~8:42F3~9:20F4~9:50 3つ目の堰堤下~ 10:52 堰堤上~11:00 尾根~11:34 二俣~12:06 県民の森―帰埼