⑤鴨沢の食堂(11:00~18:00月曜定休)七時に仏岩トンネルの駐車場から歩き出す。しばらくは吾妻耶山までの登山道を辿り、途中から急勾配の斜面をよじ登り稜線に出た。K藤リーダーは総勢六名のパーティーを「ウサギさんチーム」の雁G、S田、H高と「カメさんチーム」のU田川、U村、K藤に分けて、ウサギは先行してもいいですよ、と言う。そうは言ってもしばらくは一緒に歩く。緩い斜度の尾根をゆっくり上がり、千百四十mのところで高圧電線が尾根を跨ぐ当たりから雪が出てきだした。でもこの先は雪が切れているところが有るからとのK藤さんのコメントのため、カンジキは付けずツボ足のまま歩行する。 標高千三百十四mのポイント当たりからウサギの行き足が速くなり、カメが見えなくなってしまった。雪の量があまり多くなく、特に右側の稜線がブッシュが多く出ている。三岩山手前の地形図上で岩マークが出ているところは標高差がほとんどないことになっているのだけれども、実際には細かいアップダウンを強いられた。もちろんヤブ漕ぎである。ようやくヤブ漕ぎを終了し、カンジキ付けて三岩山まで行ったら目の前の阿能川岳がガスと風に囲まれてほとんど見えない。やる気ゼロモードになったけれども、K藤さんは行きます! というものだから仕方なく歩き出す。でも到着した山頂からは時折だけれども、稜線とそして眼下の関越道谷川岳パーキングエリアを見ることが出来て眼福だった。やはり山は目的地まで行かないとダメだね、来て良かったと思う私は凡人ですね。帰路、ウサギは先に降りホントに昼寝してカメを待ってました。(記 H高)
参加者:K藤(L)、S田、U村、H高、雁G(所ハイ)、U田川(新座山の会)
山行実施日 四月二十二日
コースタイム:仏岩トンネル7:00-10:07三岩岳-10:34阿能川岳11:00-仏岩トンネル13:34(ウサギ)14:40(カメ)