2018年3月31日
三月三十日、道の駅「いちごの里よしみ」の片隅に車を置き、Y城号に便乗して越後に向かった。小出ICを出て、北に向かい、長岡市に入り、道の駅「とちお」に仮泊となった。この時期、前泊では湯豆腐を習慣にしていたので、今回も持ち込ませていただいたが、体も気分もなんとなくほっこりする。
翌朝、すでに二口の道路際には駐車の長い列ができていた。空は青く晴れ渡り、風もなく、最高の天気が迎えてくれた。今年の雪は当初豪雪が報道されたが、その後高い気温が続き雪解けが早いようだ。樹木の根元は大きく口を開け、それでも見上げると大岳の稜線は真っ白な素晴らしい斜面を光らせている。
Y城さんを先頭にルートを検討しながら進んでいたので、皆さんにお任せして・・、いや、皆さんに付いてゆくのが精いっぱい。私にとっては無謀な山行であったか・・。
右の足の付け根が痛み出し、H川さんからロキソニンをいただいたが、長くは続かない。樹林帯を抜け、大岳の輝く斜面を目の前にして、ギブアップとなってしまった。S木さんとY城さんは頂上から滑降、歓声を上げていた。H川さんは私に付き合ってくれた。H川さんのやさしさが心にしみる。
樹林帯に入り、沢筋に降りるルートを探したが、割れ目が多く、難しい。ブッシュを避けて迂回コースをとっての滑降、雪はすこし重くなってはいたが、心地よい。
下山ルートから少しずれていることに気が付いた。尾根一つのずれが下に行くほどずれる尾根が増えてゆく、いい経験でした。S木さんの言葉に従い、上り返した。思ったほどもなくもとの尾根に帰ることができ、ほっとした。
道端の出たばかりのフキノトウをY城さんが収穫、春の香りをお土産に。四月に入り雪遊びはこれから。
最高の天気に恵まれ、やさしいメンバーに恵まれ、雪を楽しむことができました。
コースタイム等
L:S木、Y城、H川、A部 計4名
3/30(金)21:30道の駅「いちごの里」・・0:00道の駅「とちお」
3/31(土)二口8:00・・避難小屋11:25・・大岳12:53・・二口16:00
記:A部