栃木茨城福島県境八溝山 雪と僅かな花

2019年4月13日

冷気の南下、直前の雪により高速道路からは日光連山、高原山、那須連峰が白くなっており、遠く一面真っ白な山々も見える。頂上の駐車場からまず展望台に登るが、最上階の雪は凍っている。四方八方を見渡せ、山名盤によれば飯豊連峰も見えるらしい。高速道路から見えた一面真っ白な山々はその飯豊連峰かもしれない。

稜線は雪が残っているが登山道はなんとかわかる。陽当たりがよく笹原が刈り払われている場所には片栗(カタクリ)が咲いている。自然の成り行きにまかせたままであれば笹のみが繁りやがてこの稜線の片栗は消えてしまうだろう。

矢祭町茗荷谷方面に斜面を下るが雪が多い。 木々に所々名札がついており、コシアブラの名の木がある。大きなコシアブラは初めてみた。

まだ、芽吹き始めの岩団扇(イワウチワ)があり、二三株には小さな花が確認できる。

谷の合流点(茗荷谷であろう)近くでも、二輪草(ニリンソウ)はまだ蕾も少なく花が開いているのはごく僅かで、破れ傘(ヤブレガサ)も傘を閉じている。片栗は開いているがまだまだ花の時期には早かった。

地図を頼りに尾根の急斜面を登り稜線に出る。予定の鹿ノ又の沢筋には雪もありそうだし、時間も時間なので稜線伝いに駐車場に戻った。軽アイゼンは使わずに済んだ。

ネットの情報では「花の楽園」のようだったが時期的に早かったようで、花は僅かで花見山行には遠かった。「雪山を楽しめた!」と同行者の言葉にホッとする。

日輪寺に立ち寄る。参拝者に山梨の大木を教えて戴く。根本には小~さな梨の実がたくさん落ちていた。

かえり道に人だかりの場所があったので立ち寄る。付近いったいは鳥獣保護区、禁漁区になっている。 芭蕉も奥の細道の旅で立ち寄った雲厳寺であった。

木啄も 庵は破らず 夏木立

の句碑がある。駐車場の法面には片栗、エンゴサクが咲いていた。

メンバー:リーダー華都美、K塚、S々木

記:華都美