【4月会山行】秩父南天山 地図読み これが地図読みか! すごさを実感 

2021年4月18日

9:00

前日の雨は夜半にあがり、朝から気持ちの良い青空が広がる中、O野Lの下、総勢9名での南天山地図読み山行が始まった。2月に入会したばかりの私にとっては初めての会山行参加で、期待でワクワクがとまらない。

出発前にコンパスの使い方を教えていただき、2チームに分かれ、私はO野L率いる先方チームのメンバーとなり、まずは尾根を目指した。

急勾配を登り、柔らかな新緑を満喫しながら尾根を進んでいくと、ゴツゴツした岩の道が目の前に現れ始めた。

「落(ラク)!落(ラク)!落(ラク)!」とみんなで声を掛け合いながらさらに登り進んでいく・・・。

10:30

現在位置の確認を地図を見ながら行うが、思ったよりもすすんでいない。時間までに山頂に到着するのかな? と少し不安になったが、「先ほどの岩場が核心でこの後は緩やかになるよ」という言葉に励まされ、再出発した。

ほどなく目の前に7mくらいの岩場が出現。

クライミングを始めたばかりの私は「今日も岩登りができる!」と嬉々としたが、O野Lの判断で直上は避けて迂回した。

その後は3mくらいの岩々をひたすら登り続け「登りが厳しくて地図読みどころではない(笑)」とみんなで笑いながら進んだ。

ふと気づくと先ほどの巨大岩場付近から後方チームのメンバーの声が聞こえなくなっていた。

そこで小休止しながら後方チームを待つことにした。

風が強く、上着を着こんで待ったが、なかなか後方チームは現れず、声も聞こえない。20分ほど待ち、「何かあったかもしれない。降りよう!」とO野Lが英断し、下山に向けて立ち上がったところで後方チームの先頭のT川さんがひょっこり現れた。感動の再会!!

「ここからはチームに分かれず、万が一落ちた時でも落ちた地点が確認できるように、みんな離れずに進もう! バリバリのバリエーションだ!」とワンチーム、全員で進むこととなった。

12:00

ピークに到着。ピークに到着したが・・「南天山につながる尾根がない!?」とみんなが言い出した。「確かにないっ!?」素人目の私にはまったく見えない・・。ここで地図とコンパスが登場した。

「こっちの方向に尾根があるはず」ということでみんなで目をこらす。遥か下方に尾根らしきものが・・ある!?

「絶対自分独りだったら、見つけられなかった、これが地図読みか!」とみなさんのすごさを実感した瞬間だった。

岩を急下降、クライムダウンして、発見した尾根へ向かう。その後も岩の登り降りを繰り返し、O野Lの3度目の「この登りが最後の登りだ!」の掛け声とともに頂上に到着した。

15:30

山頂。青い空に秩父の山々がきれいに映えた素晴らしい眺めをしばし満喫した。途中、可愛らしいピンク色のヤシオツツジが咲いていた。

初めての山行を終えて

今回の山行はO野Lを初め、メンバーの様子を鑑みると、地図読み、バリエ、クライミングと当初の予想より3倍楽しめたお得な登りだったことがうかがえた。どんな状況でも、O野Lを筆頭にみんなが明るく声をかけあい乗り切っていく姿は私にはとても頼もしく思えた。このメンバーとまた再び様々なルートを登りたいと感じた心に深く残る山行となった。

最後に磁北線も知らなかった初心者の自分を、最後まで導いてくださったメンバーのみなさまに心より感謝申し上げます。本当に楽しい一日でした。ありがとうございました。

メンバー:リーダーO野、T田、MS、T川、T井、U飼、S田と、S田と、K池、S藤、H川

記:U飼