西上州 オオナゲシ北稜から周回

2021年5月9日

野栗沢温泉すりばち荘の先、登山口の赤岩橋には一番乗りで到着する。

くりみ橋の北側から登り始め、沢筋には入らず、すぐに尾根に乗り300mを登る。リーダーがペースを合わせてくれたのでどうにかついて行けたが、気温も高くなり厳しい登りである。

1本目22mの懸垂下降点に到着。リーダーが準備をしてリーダー、TNさん、私、T羽さんの順に下降する。前回の檜沢岳では、下降後のロープ整理をT羽さんに全部お任せしてしまったので、今回はできる範囲でロープをまとめる。懸垂下降が何回かあるので、ロープが滑らかに出ることが大切になる。時間の短縮にもなるが、何より気持良くロープワークを実践できる。

 

1本目懸垂下降点
T羽さん懸垂中

2本目15m懸垂の後、急登攀が続き1330mの野栗諏訪山の頂上へ。山頂には山岳信仰の小さな祠があった。頂上から東へ20m程下り、右から巻き始める。ここが今日のルーファイの核心。リーダーのH竜さんは地形を見て、傾斜が緩やかな地点まで懸垂下降やお助け紐で降りてから尾根に戻ろうと前もって計画していたらしい。H竜ルートは時間はかかったが、厳しいトラバースで怖い思いをせずに尾根に戻れた。60mのロープであれば、巻かずに頂上から懸垂下降で降りられたかもしれない。ネットではバリエーションルートについて写真入りで解説している記事があり、とても参考になるが、今日のリーダーのように地形をみて自分なりにルートを設定することも大事なことだし、楽しみでもあると思う。

最後の懸垂下降25mの長いルンゼは「泥ルンゼ」とネットにあった。今日は乾いていて、砂ほこりを立てながら下降した。ロープも砂だらけになり、T羽さんのリュックが砂まみれになってしまいました。

ラストコルからやや登り、オオナゲシ山頂へは、一般登山道とは思えない鎖とロープを伝って登る。

オオナゲシ山頂へ

 

山頂からは西上州の山々が見渡せる。三角形に尖った山が多い。K坂さんと最後に登った赤岩はすぐ目の前、アカヤシオの先に見える。

赤岩岳

 

赤岩峠からの下山路も一般道とはいえ、時々涸れ沢の中を歩き、ルートを見失いそうになり侮れない。登山道から見た周囲の沢は人を寄せ付けない絶壁の厳しい沢であった。

オオナゲシ山頂

この春は天丸山、南天山、檜沢岳、今回のオオナゲシと西上州の山々に続けて登ることができた。それぞれ距離は短いが、厳しくも登り甲斐のある山々である。今後の県境トレイルも楽しみである。

 

咲きはじめのシャクナゲ

<メンバー>H竜(L)、T羽(SL)、T中、MS

<行程>くりみ橋6:00―1本目懸垂下降点7:05―野栗諏訪山8:30―小ナゲシ11:20―オオナゲシ12:50―赤岩峠13:45―赤岩橋15:30

歩行時間:9時間半

歩行距離:6.6km 最高高度:1532m

累計標高:+1137m -1134m

記:MS