奥日光赤岩滝 隠れた名瀑とクマと!

2021年8月11日

ザザザーという滝特有の爆音! 水飛沫! 目の前に滝が落ちてくる。仰ぎ見る。水量も豊富だ。落差150m位? もっとかな? 奥日光の赤岩滝である。さすが隠れた名爆と言われる所以だ。

以前からその存在を知ってはいたが中々行けない。錫ヶ岳のへのルートとしても気になる。そのうち錫ヶ岳にも行きたい。

登山道とは名ばかりのハイキングコースを行く。標識もある。下界は40℃に迫る猛暑にもかかわらずここは快適快適。さほど汗も出ない。柳沢川の左岸を行く。やっと山道っぽくなり第一渡渉点に。

(第一渡渉点)

渡渉出来る所を探すが水量が多い。仕方ない沢靴に履きかえよう。浅い所でくるぶしより上。場所によっては膝下まで水につかる。沢靴を持ってきて良かった。

ハッキリした踏み跡を行く。錫ヶ岳へ行く柳沢川の出合いでまた渡渉2回。滑滝が出てきた。沢に入りたいが、不備な装備での入渓は禁物と、不明瞭になってきた踏み跡を行く。

(下部の滑滝)

すぐに滝が見えた! 爆音がすごい! 4段かな? 最下部は滑滝。その滝壺をまた渡渉。滝全体が見えた。わー! 水量半端ない。わー!きれい。わー! ダイナミック。わー! ワイルド。

(滑滝に登って仰ぎ見る)

右岸を3段目まで登り、渡渉して更に左岸を登る。目の前に水膜がドドドドと落ちてくる。

MSさんと二人で見入ってしまった。自然林で囲まれているので、秋の紅葉はさぞ見事な事だろう。

(佇むMSさん)

いつまでも見ていたいがそうもいかない。帰らなくちゃ。

第一渡渉点、登山道、林道と戻る。

低公害バスも走ってはいるが「このあたり行こ」「あっちの方向に行けばいいんじゃない?」と下生えの中を行く。「藪漕ぎじゃなくて良かったね」「藪漕ぎは暑いからね」「こういう草地はクマでないよ」「念のためクマ鈴鳴らそ」「ねー、水の音が聞こえてきたよ」「あー、また渡渉だね」ノー天気な会話をしながらノントレイルを行く。「そろそろ車道に出てバスに乗ろうか」「あ、車道に出た」「バス来たよ」「反対方向行きだね」「でもあのバス止まっちゃったよ」「運転手さん何か見てるね」運転席の開いた窓から「何かいるんですか?」と聞いた私に「クマがいます。子熊。ほらあそこの薮の中。あ、今動いたでしょ」15mくらい先の草の中に黒い物体!ヒェー! さっきまで、私達あの近くにいたよー! 車道に出ないで歩いてたらご対面だったかもー! わー! ど・ど・どーしよー! 『それはクマった』など冗談も出ず二人で早歩き。

バスはゆっくり走り去って行った。「乗せてくれないの?」「襲われたらどうするの?」「私達生贄?」その後は切り株を見てもクマ! 枝に付いている塊を見てもクマ! 途中『最近クマの目撃情報があります』なる看板が立っていた。もう藪漕ぎをする気にもなれず、ただただバス停を目指した。

〈山行日〉   8月11日

〈メンバー〉  リーダーTN・MS

〈コースタイム〉

赤沼茶屋BS8:10-(ハイブリッドバス)-西の湖入口8:40-林道分岐8:50-第一渡渉点9:40~10:00-出合10:30~10:45-赤岩滝10:50~11:05-出合11:10-第一渡渉点(昼食)11:30~12:00-林道入口12:50-西の湖入口13:00小田代ヶ原BS14:40(ハイブリッドバス)-赤沼茶屋15:00

記:TN