真夏の東天狗岳と テント泊

2023年7月23~24日

H川さん(以下、彼女)から東天狗岳へ行きませんかとのお誘いがありました。暑いのは嫌で(ヘイト サマー)躊躇しましたが、せっかくの機会でしたので快諾しました。

【7月23日(日曜日6時)】

川島農産物直売所で待ち合わせをしましたが、テント泊で彼女のザックが小さいのでビックリでした。車中でなぜ小さく収まるか尋ねましたら、軽くすると同時に腰の違和感を感じていて、これからも登山を続けたいとの思いでKスポーツで全ての状況を話され、レクチャーをされてアイテムを購入されたとのことでした(登山をする意気込みが凄いなと感じました)。

彼女のザックは35Lでウエイト13Kgとのこと、私はザックのみ二年前に購入し、本体が60L+雨蓋10L(別売り)で70L、ウエイト19kg、荷重が全く違いますが彼女から担げるならいいのではないかとの話がありました。私のザック以外は、全てのアイテムは20年前から使用しているもので、重量と嵩が張っていたことを以前から気になっていました。彼女にテントを設営する前に私のアイテムと比較したいので広げる前に見せてもらい、確認しましたらウエイトと嵩が全く違いました、(必要以外の物は持ってきていませんが?)新しいアイテムが欲しくなりました。使う頻度の関係もありますが。

余談でしたが登山開始です。登山口は稲子湯温泉から20分程上がったみどり池登山口で、天候も思った程暑くなかったです。彼女も腰の違和感を感じていて不安があったようです。私も二年ぶりのテント泊山行で、暑さと体力の不安を感じていました。

なだらかな登山道で屏風岩を渡り堰堤を過ぎ沢筋を行き急登を登ると、私の好きな場所のみどり池(しらびそ小屋)に到着しました。湖面の先の稲子岳を見納めて本沢温泉に向かう。小屋の先で中山峠への道を分け、湿地帯の中を行き尾根を越して針葉樹林に入り、林道を入って本沢温泉(高所温泉)に予定通り到着しました。

【本沢温泉テント泊受付】

天幕料:1,000円 露天風呂、内湯(各)1,000円 (露天風呂と内湯の申し込み共で本沢温泉の特製タオルをゲットできるようです)

H川さんは内湯、T塚は露天風呂(加水なしで高温)に入浴するが一分弱が限度でした。

【夕食】

H川さん:フリーズドライの五目御飯、小型の乾燥麺、購入した缶ビール。

T塚:レトルトの白ご飯、ビーフカレー、魚肉ソーセージのフライ(おつまみ用)購入した日本酒、小屋前の天然水を使ったウイスキーの水割りで歓談しました。

【就床】7:00

【7月24日(月曜日)】起床:5:00

本沢温泉の先の分岐を右へ進み白砂新道へ入る。はじめの沢筋は緩やかな道であったが途中から尾根筋になり急登で高い段差の連続で、体が慣れていなかったためか、体力の消耗と何故か背中のみの発汗が多く感じられた。1時間40分で予定通りに稜線(分岐)に着いた。20分後東天狗岳に登頂した。薄曇りだったが浅間山、北、中、南アルプスの展望を堪能しました。女性から硫黄岳山荘前のコマクサが群生されていることを聞かされました。

東天狗岳をあとにして進むと根石山荘が見えてきて、彼女と山荘前の平地で高山植物が咲いているのではないかと話をしていたら案の定、山荘前で彼女がコマクサを見付け、辺り一面に群生していて感動しました、この先は夏沢峠へと進むが、今度は登山道の左右で石楠花も多く見られ見頃で、再び感動の連続でした。

夏沢峠から本沢温泉へ向かう。テントを撤収してみどり池へ向かう途中で喉がメチャクチャ渇く。普段全く口にしない私がしらびそ小屋でCoKeを購入し最高の味でした。

疲れが少しでて到着の一時間前から慎重に歩行するため、ほぼ無言での時間もありましたが、無事にみどり池の下山口に到着しました。彼女の腰の違和感も感じることもなく、安心されていたようです。

【日程】

7月23日(日曜日)~24日(月曜日)

メンバー:リーダーH川、T塚

【歩程】

7月23日(日曜日)

Ⓟみどり池登山口9:15…みどり池(しらびそ小屋)11:20…本沢温泉14:00

7月24日(月曜日)

本沢温泉7:00…分岐(稜線)8:50…東天狗岳9:25…根石岳…夏沢峠11:10…本沢温泉(テント撤収)12:00~13:00…みどり池(しらびそ小屋)14:25…Ⓟみどり池登山口16:00

記:T塚

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