2023 年2 月 第一例会(学習会)報告
2023 年2 月7 日 19:30~21:00
シーノ9 階学習室3&zoom にて、参加者 シーノ:7 名、zoom:14 名
■ 山行計画案内など
- 中部ブロック交流山行、2/12:鐘撞堂山、窓口:K池さん
- 中部ブロック雪山山行、3/11:黒檜山~爺黒檜山縦走(赤城))、締切3/3、窓口:K池さん
- 個人山行、三国山、2/下旬GKさん
■ 学習会テーマ「コロナ禍の登山」 担当:I瀬
➢ コロナ禍での登山の注意点や会員の経験などを共有したいと考え企画した。
詳細は、さくらポケット内の資料を参照ください。
➢ コロナ感染拡大は2020 年1 月から始まって、現在に至る。
➢ 2023 年2 月時点で、大宮労山の会員数は81 名。そのうち25 名が2020 年4 月以降の入会であり、実に全会員の30%にのぼる。
➢ 感染経路:飛沫感染、空気感染(エアゾル)、接触感染
➢ 潜伏期間:オミクロン株、潜伏期間2~3 日、 7日以内の発症が多い、発症から間もない時期のウイルスの感染性が高い。☜どのくらいのウイルス数があると感染に至るの?⇒不明、今のところ解析がないです。
➢ 2023 年2 月までの累計コロナ陽性者数:320 万人(日本)、6 億7 千万人(世界)
➢ 2023 年2 月までの累計コロナ死者者数:7万人(日本)、680 万人(世界)
☜ワクチン接種者、回数と死亡者数の関係は?⇒データは公開されていない。
☜ワクチンは複数回接種すべき?⇒免疫を活性化するために有効。
➢ 新型コロナウイルス感染予防が重要:ワクチン接種、換気、マスクの着用、手洗い、手指消毒(70%アルコールが良い)☜うがいは?⇒ウイルスが入ってすぐであれば特に有効とされています。口内を清潔に保つ意味でも良い。
② コロナ禍での山事情
➢ 接触、飛沫、エアゾルの3つのリスクに注意
➢ 山行前の感染予防と計画:山行前に体調不良ならば、参加・実行は控えたほうが良い。
➢ 山行での感染予防について、山行における注意、食事、宿泊など
➢ コロナ対策例①_山小屋 富士山 八合目 下江戸屋
➢ コロナ対策例②_山小屋 木曽御嶽山 二ノ池山荘
➢ コロナ対策例③_個人山行テント泊 青森、岩木山、八甲田山の例
♦ 会員アンケート回答の紹介:下記①から⑤についてお答えいただきました。ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。
① 日帰り山行での対策、②泊り山行での対策、③コロナ禍で困っていること、④コロナ禍でよかったこと、⑤with コロナの登山において、大宮労山で共有したほうがよいこと。
以下に回答の一部を示します。他の回答はさくらポケット内の資料を参照ください。
③ コロナ禍の今後の展望
➢ おそらく、今後はwith コロナ・コロナとの共存が続いていくのでは。
➢ 新型コロナ感染症の分類が5 類感染症に変更となる予定。2023 年5 月☜5 類感染症ってなに?⇒感染力の強さ、症状の重症度などにより感染症を分類したもの。5 類感染症としては、季節性インフルエンザや梅毒、はしかなどがある。
➢ 新型コロナ感染症の分類が5 類感染症に変更になると、診療医療機関や隔離期間、マスク着用などいろいろと変わることがある。
➢ 山を楽しむことが一番。体調を整え、十分な準備の上、山行を楽しんでください。
【質問・コメント】
① エタノールはなぜコロナウイルスを消毒できるの?⇒新型コロナウイルスを取り囲む脂質の膜をアルコールが壊します。有効なアルコール濃度(70~80%)が必要です。
② 感染者は実は増えているのでは。まだまだ出かけたり、交流するのは心配なところがある⇒確かにそうですね。可能な範囲で山行や交流を楽しんでください。
③ 具合が悪くても、外出、仕事に出ている方はいるよね。⇒そうだと思います。自己防御とともに、周りへの気遣いが必要かと思います。
他にもご意見、質問いただきました。ありがとうございました。
文責:I瀬(学習会時の情報です。最新情報を参照ください。)