八島湿原から霧ヶ峰へ

2023年8月10~11日

久しぶりの一般登山のまったりハイキングで10年ぶりの霧ヶ峰になりました。当初の計画は8/8~11まで北アルプスの北穂・東陵(ゴジラの背)のバリエーション登山でしたが、いろいろ事情があって、メンバーで相談して自粛することにしての転進です。
霧ヶ峰は夏の時期によく訪れていたエリアで今回はTさん、Iさんが同行、最も今年の尋常な暑さを逃れる意味もあり、また私のお気に入りのペンションン「木の実」にも行きたいとの希望もあっての計画です。

 

コオニユリ
ハクサンフウロ

Iさんの車で関越道から一路八島湿原野駐車場に10時に到着、平日でそこそこ空いている。
流石にこの時期ではお花の宝庫の八島湿原ももうすでに遅い時期になり、一部枯れてもいたが、そこは八島湿原様々なお花が私たちを歓迎してくれた。コバギボウシ、ワレモコウ、ヤマトウノオ、コオニユリ、マツムシソウ等々数えきれないくらいの多種なお花が夏の名残を惜しんで咲いています。
木道は害獣の食害を避ける意味もあって柵が張り巡らされ、しっかりしたアルミの戸で仕切られた出口になっていました。

マツムシソウ
ヒュッテいさやま

普通の登山道になっていて、ヒュッテみさやま(御射山)で小休止。おしゃれなカフェテラスでベンチに腰掛け水分補給。写真を取りながらの行程でそこそこの時間がかかり、沢渡を越えて霧ヶ峰まではその名に相応しい、「コロポックルヒュッテ」までは霧の中、ひんやりした風を受けながら昼食タイム、ソフトクリームの幟が気になりますが、我慢して車山を目指します。

コロポックルヒュッテ

さて、車山を目指しましますが、車山湿原は行けども行けども現れない、車山乗越はどこに行った!気が付けばドーム状の頂上が見えてきた、いったいこの道はなんだ!どうやら2013年版の昭文社の地図にはない新しい登山道らしい?得したような損したような感じで頂上に立った。Iさんは車山の頂上は初めてという事で、深田久弥100名山を1山ゲットです。

車山頂上の「天空の御柱」

さて頂上にはなんだか前には見たことのないご神木が鎮座しています。なんでもこの御柱は『「山の大木、里に下りて神となる」とされておりますが、車山神社の御柱は山頂に向けて曳行することが特徴、日本100名山で行われる御柱祭という事もあり「天空の御柱」と呼ばれています』との情報を後で知った。なるほどなるほど。
結局車山乗越からの帰りの予定も変更でピストン、4時ころには駐車場に戻って、予約していたペンション「木の実」に到着です。およそ何年か振りのお宿は相変わらす優しく迎えてくれました。

で、翌日はお山にも登らず美味しい朝食を頂き、
帰路につきました。

【メンバー】S、I、T

 

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