2025年11月30日
鐘撞堂山、この山は何回も登っているが、今日は他会の労山メンバーと行く。
夫は脊柱管狭窄症で、自分の身体が不安なのか、家の中でグズグズ渋っていた。
やっと、家から引っ張り出した。
そして、二人とも2か月ぶりの山行で、どこまで歩けるのか、不安いっぱいの出発だった。
指扇駅で、寒いと言いながら自信なさそうに電車を待っていた夫であったが、我々の所に、夫の知り合いで活動仲間、私も知っている人が現れた。甲高い声、そして笑顔が優しい人だ。夫がぱっと急に明るい顔になった。よかったあ!なんだか今日は楽しい山行になる予感がした。
メンバーは全部で5人。いつもの歩きなれた道だが、メンバーの楽しいおしゃべりに退屈しなかったし、「熊」の恐怖もデカい大きなおしゃべり笑い声で熊を寄せ付けないね。
炭焼き小屋に立ち寄る。いつもはスルーするが、今日は木戸が開いていて、自然にそちらに入り込んだ。ベンチがあり、焚火をしていたご主人、そこで、「竹酢液」を、買ってみた。アトピーに良いというので。ご主人が、のこぎりで竹のコップを作り出し、温かい「コーヒー」を入れてくれた。竹の良い香りがした。急にポカッと、お腹が暖まった。
さあ出発、いつもの山道だが、山頂直下の階段が嫌だあ!と、思ったが、脇道があった。
暖かい斜面の道でゆっくり高度を上げて行き、ちょっとだけ急な階段を進むと、いつもの山頂広場に着いた。
わりと簡単に山頂に立てて夫もほっとベンチに腰掛けてしまった。
風もなく、暖かい展望抜群の山頂だった。
下山は羅漢山を通り、少林寺、波久礼駅に向かうコースだ。このコースはあまり歩かれていないらしく、登山道が荒れていた。
倒木もあり、地面に這いつくばって通った場所もあった。
私のお気に入りの「羅漢山」は草ぼうぼう、藪になっていて、がっかりした。
いつもこの山に来ると、芝生のようになっていて、明るい広場で、ここにたどり着くと、ごろりっと昼寝をしたくなる場所だった、エアーポケットのような広場で、ここでゆっくり楽しいひと時を過ごした思い出があるが、今回は藪。整備する人がいないのでしょう。
よく埼玉県連の行事でゴミ拾いに参加したことがあるが、もう山にはゴミがない。
しかし、最近は登山道が荒れているところが多い。県連で登山道整備に取り組んだらどうでしょう?そんなことを考えながら、今日の「ゆる山旅」が終わった。
HD二人とても元気です。
皆さんお世話になりました。


