山行実施日;2010.05.14
参加メンバー;Lantana、To.F、hama、To.S
群馬県には「諏訪山」という山が二つある。今回は志賀坂森林公園の中にある諏訪山をめざす。秩父市内から志賀坂トンネルをぬけてすぐに駐車場がある。すでに二台、先客あり。
登りは尾根コース。広葉樹林の芽ぶきがとてもきれい。明るく気持ちの良い新緑の中を登る。登山道はよく整備されている。木の階段が多いが、その木の階段はだいぶ古い。春の花、スミレ。アカヤシオ、ミツバツツジ、山ツツジのトンネルが嬉しい。約1時間半で山頂到着。山頂は大木に囲まれているが、その大木は雷に打たれたのだろうか、真っ二つに割れ枯れて痛々しい。大木になったミツバツツジの木が二本。こちらはまだ、つぼみ。山頂からの展望はよくないが、山頂直下に案内板とベンチが置いてあるところから見える山なみはまるで、パッチワークのように美しい。また、すぐ目の前に、二子山、そして、鋭い鋸の歯の様な両神山がすぐ隣。諏訪山は1207m。両神山は1723m。両神山とは500mの差なのに、「どうだ。」と、言わんばかり、まるで、天を突きさしているようだ。
下山は谷コース。展望は全然ないが、こちらはハシリドコロ、スミレ、ヤマブキ草、ラショウモンカズラ、ムラサキケマン、キケマン、チゴユリ、と、春の草花がとても多い。この山は自然林が多いので、紅葉も素晴らしいことでしょう。秋の紅葉ハイキングに良いのでは、と、思っているが、仲間からは反対された。理由は尾根コースは、やせ尾根、急登だからだ。しかし、自分はそれほど、厳しいと思っていない。今までも、これくらいの登りはあった。山で、出会った人は三人。静かな山歩きを楽しめるお薦めの山でした。 (hama記)