山行実施日;2014年6月20日
参加メンバー;To.S
6月20日(金曜日)奥武蔵の二子山に登ってきた。3月の雪山初級・杣添尾根でとんでもなくバテてしまって体力の無さを思い知らされ、少しは山に登れる体力をつけたいと云う想いと、やはり本職のクライミングのパフォーマンスを上げるには体重を落としたい。そんな一石二鳥を狙った計画である。
丁度WCのギリシャ戦があってそれを見てから出発、芦ヶ久保着9:48分の電車で降りて西の尾根から登った。あまりいい天気ではない、しかも蒸し暑い、背中にザックには14kgの荷物、トレーニングにはこれくらいのボッカは普通だろう。しかし20分も登ると額から汗が噴き出る、最初はゆっくりしたペ―スで歩き順調に高度を上げる。登り2時間のコースはやはり背中の荷物が堪えてか次第にペースが遅くなる。
尾根道に上がると落ち着くが急登りになると途端に遅くなる、朝1枚のパンしか食べていなかったのでシャリバテになったかな?1本入れてパンを食べ水分も十分採って登りだす。するとペースも戻って何とか足が前に出るようになった。
鬱蒼とした杉林で全く展望の無い山だ、ただひたすら登るだけの単調なハイキング、一人のハイカーとも合わなかった
まあ~、トレーニングとはそんなものでしょう。頂上の二子山牡岳にコースタイムより20分遅れで到着。
北斜面が開けて少しだけ展望が利いた。遅い出発だったのでほんの少し休憩して下山開始、下りには自信があるのでやや滑りそうな急斜面を走るように降りる。唯一山頂で出会った男性を追い越して先に下る。
しばらく尾根道を行くが、その内、谷筋に道が開けて、谷間の水量が少し増してきてやがて川になる。時折武甲山を切り割く爆裂音が轟き何だか山登りの興味を削ぐ、そういえばクリーンハイクで見た時の武甲山の痛々しい姿が目に浮かんだ。
西武秩父線の電車の走る音が聞こえたところで大きな岩場があった。クライマーの性思わず見渡し登れるラインを追ってしまった。
苔むしてはいるが整備すれば登れなくもないような岩で、しばし眺めていた。尾根をひと越えすると芦ヶ久保駅に、良いトレーニングだっだ。