2019年1月19日
何年か前に会主催の紅葉山行で栃木/茨城県境の仏頂山~高峰に行った。その時の行きの貸切バスの中から筑波連山が霞の中にモノクロの墨絵のようで素晴らしかった。今回もそんな光景が眺められた。異なるのはあちこちで野焼きによると思われる煙が上がっていることである。 北関東の農家出身なので懐かしく感じてしまった。
このような煙を見ると図書館の児童向けの本か何かに書かれていた事を思い出す。万葉集の時代或いはその前後の時期にある王が朝の家々から立ち上る煙を見て民が食事を作っていることを慶んでいるような歌であった。ネットで調べてみた。
高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどはにぎはひにけり
のようである。作者はあの仁徳天皇?或いはその天皇を偲んで歌ったとある。
しかし、野焼きは所沢市のダイオキシン騒動(後日ガセネタで会ったことが判明)以後野焼きは農作業などを除き禁止されているようである。
桜と思われる木々が見受けられる。付近の桜川市は西の吉野程ではないが並び称される程の桜の名所とK塚さんいう。付近の高峰、雨引山、ずっと外れるが南の 宝篋山など山桜頃登りたいと考えている。
難台山に着くと多くの方が休んでいる。平日山行が殆んどなのでちょっとびっくり。
頂上の方位盤には太平洋も書かれているが霞んでいるので見られない、見通しの良いときは観られるのだろうか?
深山樒(ミヤマキシミ)はあちこちで蕾をつけ前年の実がついている。
鶯が鳴きはじめる頃に花が咲くから名付けられた(諸説あり)「深山(みやま)鶯神楽(ミヤマウグイスカグラ)」がもう咲いている。
【参加者】リーダーK塚、H田よ、H田と、H原、W部、S々木、TK
記:TK