山行期日;2011年6月5日
参加者;To.S、Ma.S、Lantana
八方ケ原は高原山の東中腹に広がる大地。花は4月から7月まで、カタクリにはじまりアカヤシオ・シロヤシオ・ヤマツツジ・レンゲツツジ・トウゴクミツバツツジ・シモツケと次々花が咲くそうです。今回上の大間々駐車場が一杯で下の学校平からの登りでした。尾根に近い道ですれ違った登山者が皆口々に「これから素晴らしいシロヤシオの群落がありますよ。」と教えてくれました。期待して歩いて行くと本当にありました。両脇にシロヤシオと点々とピンクのミツバツツジのトンネルが! 最近白い花が好きになってきた自分としてはとても幸せな気分になりました。
(To.S記)
八方ケ原のツツジは満開でした。三か所ある駐車場は上の二か所がすでにいっぱい。道路片側にもずらーっと車、車。しかたなく一番下の学校平の駐車場へ。このため歩行時間がプラス1時間半となり、5時間弱の行程に。身体のあっちこっちが調子悪く、リハビリ山行と思い参加したのに、どうなることやら。
尾根を一本越え結構なアップダウンだったが、新緑に近い淡い緑色の中、山つつじのオレンジ、ミツバツツジの赤紫と、つらさを忘れさせてくれる。すれ違う人々が「もう少しですよ。頑張ってください。すごくきれいですよ。」と声をかけてくれる。大入道、剣が峰に続く尾根に出るとそこは緑と白の世界。白ヤシオツツジが満開だった。毎週のように山に出かけ歩きまわっているが、満開の花に出会う確率は低い。しかし。前回5月15日の両神山の赤ヤシオ、今回の白ヤシオと満開続きで幸せ気分。延々と続く緑と白のトンネルに「すごい」「きれい」としか言葉が出てこない。天気がイマイチでこれで青空がのぞめたらもう言う事なし。でも、大満足のすばらしい山行でした。身体の調子の悪さもすっかり忘れました。 (Ma.S記)
原発にちょっとでも近い方の山は敬遠していたが、ツツジに釣られて出かけることにした、空中の放射線量はだいぶ落ち着いてきたとはいえ、藪や地面には極力近寄るなと言う○○教授のブログのお達し。空気は、土は、食べ物は?大丈夫かしらなんて、ああこんなこと気にする世の中になったのがホントに情けない。
ツツジは期待以上の素晴らしさ。白ヤシオのトンネルが延々続く。天気が今イチなのが残念。青空ならば白ヤシオの美しさが一段と映えるだろうに。贅沢は言うまい。山に登り花を愛で友がいて健康で。大好きな山や自然が放射能で汚れたのは哀しいが、また一日、また一日、私たちは生きていく。 (Lantana記)