山行実施日;2012年9月1日
参加メンバー;Ka.T
【お詫び】原付バイクでの自損事故により足を痛め、幾多の山行をキャンセルにより迷惑を、また心配をお掛け致しましたことをお詫び致します。山と同じで交通安全も《余裕》が必要と痛感いたしました。
最近、仕事の合間を縫って、川越水上公園・狭山市智光山公園・川越市/上尾市/川嶋町境の三ツ又ビオトープなどの林縁を歩き、蝶を探し、カメラに収めている。夏は蒸し暑く、蚊にも刺されるが面白く、蝶が新たな被写体になっている。
蝶も『温暖化、宅地化、里山の管理放棄、外来種の放蝶』等により大きく変化している。中国原産のアカボシゴマダラは川越の住宅街でも頻繁に目にし、撮る気にはなれない。
『埼玉蝶の世界』(埼玉新聞社)によるとJR八高線辺りが平地の蝶と山地の蝶の境らしい。そこで、山から遠ざかっているので足慣らしも兼ね、自宅から40分程度で行ける日和田山・物見山を目指す。が、蝶は全く見つからない。雲行きも怪しいので諦め下山した。
後日改めて、山地性の蝶が見つかるという秩父三峰妙法ケ岳・霧藻ケ峰に出かける。霧藻ケ峰頂上で高いところを飛んでいる蝶らしきもの一頭が見受けられたのみであった。こちらも異様な雲が覆って来そうなので早々に下山。
山での蝶との出会いは、平地より格段に難しそうである。インターネットや書籍など屋内で得た知識では太刀打ち出来なさそうだ。フィールドでの知識が不可欠、地図読み山行・観天望気と同じであると感じた。被写体としての蝶は山と異なり動きが激しく、なかなか止まってくれない。ゆっくり近づいたり、戻るのを待ったりしなけばならず、時間がかかり面倒であり、思っているようには撮れない。しかし、だからこそ、再挑戦したい。いつかは、高山蝶(絶滅危惧種もある)をカメラに収めたいと思っている。
足の方は短い登山時間ではあるが、両日とも痛みもなく順調であった。