山行実施日;2012年12月29日~1月2日
参加メンバー;Hi.T、Yo.T、Mi.T、Se.O
昨年始めて年越し山行を経験した。生憎天候が悪くいまひとつの感があり、今回に望みをかけた参加表明である。当初の計画では12/29夜発であったが、天候が悪く一日伸ばしての山行である。これが功をそうして快晴である。今回年越し祝いを兼ねて、今まで飲み惜しんできた銘酒「越の寒梅」1.8Lを密かにザックに入れて持っていく。しかし体調と共に余分な加重が重石になったのか、30分位で歩行困難になる。頼もしい強力Mi.Tさんに担いでもらうしだいである。(トホホ情けない)樹林帯の行動で展望はあまりよくないが天候がよい。ジクザク坂、急登、岩稜越えもあり、アルパイン系で少々難しい登攀もある。5時間半で小無間小屋に着き早速テントを張る準備に入るが、ここで大きなミスが発生した。
テントポールの不良品を持ち込んでしまう。急遽小屋に移動することにした。入室できたことは幸いした。午後からは風が強くテントでは悲惨なことになるくらいの風が吹き荒れた。小屋の中に焚き火が出来る炉があり、Hi.Tさん、早速薪の用意をしたが、小屋の構造上煙がスムーズに立ち上らず部屋中、煙だらけ必死に燃やし続けるが一向に燃えず。衣類に煙が付着して帰るまで匂いがまとわり付いてしまう。良かれと思い懸命の努力は買うが、大変迷惑な焚き火となる。後から、3人パーティが小屋の下見に来たが、室内が煙だらけと7割方我々が占めてしまい。テントにすることに決めた様子。取りあえず落ち着いたところで恒例の飲酒タイム、先ず「越の寒梅」で乾杯する。夕食まで飲み続ける。
1/1 3:50起床。6:00出発する。樹林帯をヘッデンで歩く。木々の間から日の出を堪能した。又場所によっては展望良く綺麗な富士山が見られ、私の中では十分に年越しの意義が達成している。P3, P2. P1ともにアップダウンが大きく結構厳しさがある。途中3人パーティに追いつかれるが一人が離脱した様子。4時間30分で小無間山2149mに到着。先行した2人パーティは大無間山2329mまで行くと、下りの時間を心配して小無間山で下山した。我々も帰りの時間の心配があり下山とした。帰りは急な下りが続くが、ピッケルによるバックステップを体験した。安全に降下できる。これまではストックが無いと歩行に不安を感じたが今回はピッケル1本に絞る。十分に会得した感じである。2:00に小屋に到着する。一段落して徳重さんの隠しビールがあり、一口おこぼれ頂戴する。これまたなんとも美味しいものである。更に残りのお酒「越の寒梅」で新年の挨拶代わりに乾杯する。5時頃食事開始するが、更に各自のザックには魔法の如く酒がよく出てくるものである。飲み飽きてシュラフに入り込むが、外は風が強く音で激しく目覚めること数回あり。
1/2 起床6:00 小屋8:00は出発する。順著な下山が続き、登山口には10:55到着する。近隣に温泉が無く、静岡市内の「美肌の湯」まで車を飛ばし、正月料金1000円で疲れを癒しました。
帰りは、(東名)御殿場IC手前で下車- 一般道路 -(中央道)大月ICで(圏央道)川島ICまで渋滞にはまらず順調な帰路となる。
今回も登頂できず消化不良であった。次回の1/12恵那山に期待したい。(Se.O記)
12/30 大宮集合20:00-首都高速-新東名高速-新清水IC21:10-田代駐車場仮眠1:20
12/31 駐車場出発8:00-登山口8:20・・・雷段8:50・・・小無間小屋13:30
01/01 起床3:00/小屋発6:30・・・小無間山10:40・・・小無限小屋12:00
01/02 小屋発8:00・・・雷段10:20・・・登山口10:50・・・駐車場11:00