山行実施日;2014年5月4日~6日
参加メンバー;Ki.K、Ka.T、Mi.M、Ma.S、Mi.I
5月4日~6日まで2泊の新潟山行出発の為、北上尾駅に向かう。さいたま新都心駅で乗車の時、宇都宮線と高崎線を間違えて乗ったことにも気がつかず、40分近く同行の方々を待たせてしまう失敗をしてしまった。
間違いに気づきリーダーに電話すると、穏やかな声で「待っているから気をつけてね。」と言う言葉に慰められ、車に着いた時も皆さんの表情に優しさを感じ、自分の愚かさを反省しました。 高速の渋滞もなく、1日目に登る権現堂山の登山口の戸隠神社の駐車場に着き、ほっとしました。駐車場には地元ナンバーの車が多く、バイクで来ている人もいたり、渓流釣りの人や散策の家族もいたりで、皆楽しんでいる場所らしい。
山に入ると、登山道脇にはイカリ草、雪椿、オオイワカガミ,タムシバ、スミレ、マンサク等々たくさんの花を楽しむことができた。
5合目あたりから、ブナ林で新緑が素晴らしかった。大きな岩の間から流れる弥三郎清水で、おいしい水をいただき、下権現堂山の山頂からは360度の展望が楽しめた。上権現堂山までは雪が多いので、今回はここで下山し景色を楽しみながら、駐車場に戻る。
2日目の山に向かい小出インターから安田インターまで高速を走り,五頭山・菱ヶ岳登山口駐車場に移動する。暗くなる前にテントを張り、ビールやワイン、タケノコご飯などおいしくにぎやかな楽しい夕食で、忘れられない一日でした。
同行のみなさんありがとうございました。 (Mi.I記)
☆ゴールデンウイーク3日目も花三昧
3日目は長岡市の東山県立自然公園エリアにある鋸山765.1メートルでした。
前日は雨の中、登山口にテントをはったのですが、夜半の大雨は朝には上がって良かった。6時半発、鋸山はふるさとの山、土地の人の大事にしている、という感じがします。
花の多さ、密度の濃さ特にカタクリはベストシーズンでびっしりと咲きつめています。ミチノクエンゴサクがいろどりを添えて素敵。マルバキスミレのジュータンもいかにも春を感じます。
上の方には、お目当てのオオイワカガミの濃いピンクが、雪解けを待ちかねて、つぼみを出していました。三山、共にブナの新緑に心洗われる一日でした。
土地の方に聞いて知る、「隠れ田圃」や「萱場」の後、なるほどと感心する土地に密着しているとても良い山でした。(Mi.M記)
☆雪解けの花と展望を求めて越後低山めぐり
ひと月前に角田山界の樋曾山にオオミスミソウを見に行った帰り、連休も新潟で雪解けの花を見たいと、話が弾み今回の山行となりました。
初日は前から行きたいと思っていた小出の権現堂山、中の日は何年か前紅葉を見に行った五頭山、この時は天気が悪く、菱ヶ岳の縦走はできなかったので今回は縦走を目的にした。三日目は帰りのことを考えて、半日で登れて素晴らしい展望と、花の多い長岡の鋸山にした。 いずれも登山口に駐車場とトイレがあって、テントを張らしていただいた。
権現堂山からは越後三山、五頭山から菱ヶ岳の縦走はずーっと飯豊の山々と一緒、鋸山は守門と、浅草岳がいずれも真っ白な雪を頂いてその存在をより確かなものにしていて、雪山で登った当時の事を思い出した。
どの山も地元の人が中心で、大宮ナンバーはなかった。トイレも奇麗で駐車場も十分広く林道も舗装されていて助かった。
いつきても思うことだが、新潟の山は地元の登山者が多く山菜取り、釣りと山とのかかわりが深く、山を楽しんでいると思った。
新潟の山は低山でも豪雪地帯なので、大きなスラブがあったり、岩はだがむき出しだったりと粗々しい面と、ブナの自然林、いろいろの草花など、自然が豊かで高山の雰囲気も感じられる。
どこに登ろうか迷ったら、新潟の山もお勧めだと思います。長いトンネルを抜けるとそこは新潟、意外と近いです。 (Ki.K記)
☆五頭山は春の雪山
五日、メインの二日目は菱ヶ岳から五頭山の縦走の予定だったが、天気情報は、曇りのち雨とぱっとしない。
リーダーの判断で雨になった時のことを考えて、逆コースの村杉新道から五頭山のピストンとして6時出発。駐車場から林道終点のどんぐりの森(炊事場と東屋だけのキャンプ場?)登山口へ。
気持ちの良い樹林帯を登る。今日はミツバツツジとタムシバがお迎え。紫と白と新緑の淡い緑が何とも言えず美しい。足元には稚児ユリからタケシマラン、高度が増すにつれ一面のイワウチワの群落へと変わりピンクのかわいい花が疲れを癒してくれる。
三の峰の手前から雪が現れ、登りはそのまま歩くが、下りは安全第一、軽アイゼンを全員がつける。そして二の峰、一の峰と進むが天気は何とか持ちそうな様子。
振り返れば雪をかぶった、大きな飯豊の山々が見渡せ感激。そして出会った千葉からの二人組の男性に話を聞くと菱ヶ岳まで道はしっかりついているから大丈夫との事。それで縦走することを決める。
しかし天気と時間の都合でコースからはみでた五頭山はカット。それからも時々夏道が現れるが雪は多いところで1メートル近くもあったろうか。久しぶりに春の雪山を満喫した。
菱ヶ岳頂上には12時10分に到着。着いた途端に雨がバラバラと降り出し、休憩もそこそこに雨具を着けて出発する。まもなく岩っぽい雪のついた斜面を急降下すると雪もなくなり、快適な下りとなる。出発点の駐車場には15時30分着。雨は雨具を着けるほどの降りにはならず、雪と花いっぱいの充実した一日でした。
《追伸》菱ヶ岳手前、中の岳あたりの縦走路にめずらしいキスミレの小群落がありこれも感激でした。(Ma.S記)
残雪、新緑、そして花の山々
新潟の山々は、『緑(ブナ等)・白(タムシバ/残雪)・黄(菫)・ピンク(片栗)・紫(躑躅)』など様々な春の色で、リフレッシュしてくれた。 (Ka.T記)