山行実施日;2014年7月12日~13日
参加メンバー;Kz.O、Ky.T、To.U、Lantana
「花を愛でる山行」第六弾、どんな花々に」出会えるのかと楽しみに参加することにしました。
7月12日18時、代ゼミ前。今回の参加者、T脇さん、K端さん、U神の3名が集合している所へ、リーダーのO知さんよりPTAの会合が有り少し遅れますとの連絡があり、PTAと聞いて三〇年位前の自分のこと懐かしく思い出した。
娘達が小学生の頃私もPTAの役員を引き受け、活動してみると色々な人との出会いや体験が、忙しいながらも楽しいと思った事を。そんな昔話をあれこれ聞いてもらいながら車を走らせること4~5時間、予定の駐車場に到着。すぐにテントを張り、明日の入山と沢山の花達に会えることを願って乾杯。
7月13日、テント撤収後、すぐに登山口近くの駐車場に移動。すでに路肩までいっぱいの車。私たちも適当なところに駐車することができた。それから朝食、身支度をして準備をする。お天気は曇り空、遠くは白くかすんでいる。
登山口で届をポストに入れて出発。まずは30段程の階段から始まり、急登の連続。蒸し暑さもあって汗が噴き出て、30分もするとすっかり汗だくでした。二度目の休憩でやっと水場のある所に到着です。水場は4~5分下った所に有ったようですが、私はベンチでひたすら休憩です。とにかく急登続きですっかり疲れてしまいました。水場の水は冷たくて美味しかったそうです。
ここからは登りも少し穏やかになり、余裕も出てきて辺りを見わたすと、先ずはマイヅルソウに出会えました。
木道を踏み外さないように気をつけながら花を探します。落ちている花びらを見つけ、上を見上げるとムラサキヤシオがきれいです。名前の解らない花も次々とどんどん花が増えて、すっかりテンションが上がります。池溏の近くではイワイチョウ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、ワタスゲ、などが・・・。9時15分「駒の小屋」到着。休憩しながら眺めた頂上に続く稜線は所々に雪が残っていて緑と白と池溏とが絵の様でした。空が青かったらもっと良かったけれど、あいにく時々小雨がパラつく天気になってしまった。
雪はザクザクでアイゼン無しでも大丈夫でしたが、木道、雪、木道、雪の繰り返しですから、濡れた靴が木道で滑らないように気を遣いました。雪解けすぐに顔を出したコバイケイソウの群落はまるで竹の子のようでとても可愛かったです。オレンジ色のショウジョウバカマにも感動です。頂上ではシャクナゲの花が薄いピンクと濃いピンクが並んで、近くにはナナカマドの花もあって、次から次へ、です。
時々小雨がパラつきますが、予定通り中門岳へ向かいます。木道を進むにつれ、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、イワカガミが増えてきます。中門岳頂上10時35分。頂上と言ってもここにピークは無く、周りより低く窪地になって大きな池溏が有りました。道標には「この辺一帯をいう」と表示がありました。ここにはハクサンコザクラの群落があり、またまた感動です。
帰りもまた木道と雪を慎重に通過して、花も楽しみながら駐車場にと戻りました。登りで苦労した急登は帰りもまた、膝への負担が大きくて苦労しましたが、心配した雨も本降りにならず、たくさんの花に出会えて大満足の花山行でした。 (To.U記)
出会えた花
マイヅルソウ、ワタスゲ、ムラサキヤシオ、チングルマ、イワイチョウ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、コバイケイソウ、シャクナゲ、アカモノ、ミウバショウ、ナナカマド、ハクサンコザクラ、名前の解らなかった花、木は5種類程ぐらいです。