小川山クライミング合宿

2015年8月21日~23日

メ ン バ ー : L: 塩 D、 S L :O 川 、島 D、 他 一 名

小川山でのクライミングは3 回目になる。標高が千五百mを 超える小川山は夏でも涼しく、 木々が多く、沢音が聞こえる適 なキャンプ場で泊まりながら、 クライミングが楽しめる。クラ イミングエリアも数多く、初心 者でも登れるルートがいくつか ある。 ボルダリングの岩もあちこち にあり、若者たちが分厚いマッ トを敷き登っている姿がキャン プ場の通路からでも見られる。 ロープに繋がらずに登るなんて 私にはとても考えられないが。 一日目に塩田さんが選んだエ リアはマラ岩で『川上小唄』5.8 私 が の苦手なスラブである。すで に登っているクライマーがいた ため、岩を下に降り『屋根の上 のタジアン』5.9 を最初に登る。 ルート下岩の部分は窪んでいて 見えないので下を覗き見ただけ で緊張するルートである。もち ろんトップロープであるが、ロ ープをセットしている塩田さん も慎重に登っている。最初の出 だしの後、左にトラバースして 登るが手足を置けるような窪み もでっぱりもあまり見えない。 なかなか一手目の右手が離せな い。「我慢して少し登ると快適だ よ」と言われて左に少しずつ寄 るが、岩から剥がされそうで怖 い。張り付いている今をどうに かしなくてはならないが、どう しようもなくちょっとロープを 掴んでしまう。足先を岩の表面 に押し付けるがなかなか決まら ない。足を安定させたいと試行 錯誤を続けるうち、足先だけで なく足裏の三分の一くらいまで 押し付けてみるとどうにか安定 してきた。ここまでで頭も顔も 汗まみれである。脚を岩に押し 付けながらどうにか終了点にタ ッチした後は岩の上で景色を見 る余裕もなく降りる。 二つ目の『川上小唄』は、一 ピン目まで距離があるので慎重 に登る。かっこ悪いけれど馬の 背に跨ぐようにズルズルと進ん でから立ち上がり、左寄りのル ートを登り始める。先ほどのル ートよりは手足のきっかけも見 つかり、足さばきも安定して終 了点へ。終了点からマラ岩の垂 直に切り立った裏側をのぞき込 んだり、青空と周りの山々を眺 めて良い気持ちになる。降りて きた後、塩田さんから「右から 昇ったほうがしっかりした手や 足があったよ」と言われ、ルー ト読みの未熟さを痛感する。 次のルートは、沢を渉って八 幡沢『トムと一緒に』10.a であ る。一見すると手足のきっかけ が沢山あり、スラブよりは登ぼ り易そうに見える。しかしテラ スから左の核心を登るのに時間 がかかってしまう。私たちの次 に順番待ちしていたグループは、 私の登りを見てあきらめて立ち 去って行った。ここでも問題は同じで、踏み込む足の安定性である。今回は足先を小さな突起に押し付けてどうにか超えることができた川上小唄 5 、 8 と が で き た 。 他 の メ ン バ ー の 登 り を 見 て 登 っ た 二 回 目 は 足 だ け で な く 、 よ り 良 い 手 を 見 つ け て ス ム ー ズ に ス ピ ー デ ィ ー に 登 り 終 え 、 後 ろ の 景 色 も 眺 め る こ と が で き た 。 一 日 に た っ た 4 回 登 っ た だ け で 、 精 神 的 に も 肉 体 的 に も 疲 れ て し ま う 。 テ ン ト サ イ ト に 戻 り 、 金 峰 山 に 登 っ て き た 石 村 さ ん 達 と 共 に 町 の 入 浴 施 設 で 汗 を 流 し た 。 そ の 後 近 く の ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト で 高 原 野 菜 の レ タ ス や ト ウ モ ロ コ シ 、 お 肉 、 一 升 瓶 の ワ イ ン を 買 い こ み 、 夕 暮 れ か ら 夜 中 ま で バ ー べ キ ュ ー を し な が ら お し ゃ べ り を し て 楽 し い 時 間 を 過 ご し た 。 二 日 目 は バ リ エ ー シ ョ ン ル ー ト の ロ ー プ ワ ー ク 訓 練 を す る は ず で あ っ た が 、 夜 中 か ら 降 り 出 し た 雨 で 中 止 と な り 、 午 前 中 で 帰 路 に 着 い た 。 ク ラ イ ミ ン グ を 初 め て 3 年 目 で あ る が 、 筋 力 、 体 力 、 瞬 発 力 が な か な か つ か な い 。 現 状 維 持 と ほ ん の 少 し の 進 歩 の 繰 り 返 し で あ る 。 ジ ム で の ト レ ー ニ ン グ に 精 を 出 し て 、 ま た 、 外 岩 で の ク ラ イ ミ ン グ を 楽 し み た い 。 ク ラ イ ミ ン グ を さ れ な い 会 員 に は つ ま ら な い 報 告 書 で 申 し 訳 あ り ま せ ん 。 (記 島 D)