2017年10月3日
- 司会:S木さん
- 参加者数:二十四名
◇七時から三十分間『山筋ゴーゴー体操』を実施しました。
◇『大宮労山 事故予防対策&事故発生時対応4ステップ 個人(パーティ)及び組織』を基に、山行時の安全対策について、特に個人(パーティ)の第2ステップ 山行計画時・実施時の事故予防対策を中心に意見を出し合いました。
①正確な計画書作り
・計画書の内容について誤記が無いように注意する。
・山小屋などの連絡先の記入。
・山岳パトロールや山岳救助隊の駐在の有無などの情報収集
歩行時間など各自が事前に調べ、リーダー任せにしない。
・ヤマケイオンラインの歩行時間は、偶に誤りがあるので注意。
・沢など危険が伴う登山形態では、事前に転進先を記載する。
・今までも目的地の変更が何度かあったが、どのルートで行くという連絡は必ず事前にあった。
・当日変更の場合もその山域の地図は必要。
・エスケープルートの記載。
・パソコンで作る場合には誤記が多いように思う。
・計画の立て方などの学習会も必要
②慎重な天候の判断や地元の情報収集などを行う
・「天気図」の学習会を実施希望。
・山小屋に連絡して調べる方法もある。その他、ダム事務所や道路事務所なども活用。
・労山HPでは様々な天候に関するリンク先を用意している。
③必要な装備を検討する
・国土地理院地図(二万五千分の一)は携帯する。メモ帳、手帳は常に携帯する。
・防水メモの携帯
・レーザープリンターの印刷物は水でにじまない。
・国土地理院地図を持参して、
事故を免れた経験が何度もある。
現在地が分からないと、対応できない。機械もの(GPS等)に頼らずに。
・携帯電話では現在地表示はなく、スマホは電源の消耗が問題
・デジカメは温めると復活する
・低温だとバッテリーの消耗が激しい。必要以外は電源を切る
・発信時に消耗激しい。
・パッケト通信の場合送信失敗後、再送するので消耗激しい。
⑤山行時の適切なコミュニケーションの実施
・実施前に調べておかないと、リーダーとメンバー間で対等にコミュニケーション取りにくい。
・登山中、体調の変化などはぎりぎりになる前に仲間に伝えられると良い。メンバー同士気遣い合うことも大切。
・リーダーシップも大切だが、メンバーシップも大事。
・体調悪化のメンバーが出た場合にはメンバー同士で意見を出し合い解決策を検討する。
・以前、県の学習会で実際の遭難事例を取り上げ、グループ討議したことがある。考え方がそれぞれ異なるし、解決策や経験談が聞けて有意義だった。
・実際の遭難事故での学習会も有意義