酷暑の岐阜の山3座 ③太平洋と日本海の分水嶺 雄大な山容の能郷白山

2020年8月10日

能郷白山は岐阜県と福井県の県境の山の中では最高峰の山である。登山道は北側の温見峠(ぬくみとうげ)と岐阜県側の能郷(のうごう)から登るコースがある。私たちは能郷から登るコースを歩いた。

天気は申し分ないが、暑い一日の始まりである。駐車場には5,6代の車がすでに止まってる。チラッとナンバープレートを見てしまう。一番遠そうなのは成田だった。

舗装された長い林道歩きに飽き、やっと登山口に到着。すぐに渡渉だが、登山道の整備のための簡易橋が作られていてありがたい。

(登りはじめの渡渉)

登り初めから急登が始まり、2時間続いたが、幸いなことに周囲はブナの樹林帯が日陰を作ってくれる。

(急登が続く)

登山道の途中には『出迎えブナ』とプレートがかかった素敵な形のブナが立っていた

(小ピークがやっと見える)

1491mの小ピークの西側を巻いた後、70mほど下がってから最後の200mを登って、広々とした笹原に到着した。地元の山岳会の建てた白い箱型の建物を目指していくと、イチゴをあしらったかわいいプレートと山座同定プレートがあり、360度の展望が望まれた。

(展望台のかわいいプレート)

うっすらと遠くに白山が、2日前に登った大日ケ岳、荒島岳が見える。

途中で追い抜かれたかわいらしい女性登山者に写真を撮ってもらい、休憩後、1617m一等三角点のある頂上へ。残念ながら灌木に囲まれ眺望は無い。

本日は埼玉まで帰らなければならないから、下山は黙々と歩く。急登の下山は膝に負担をかけないように慎重に歩く。TNさんはスイスイと下っている。遅れないようについていくのがやっとだ。3人無事に下山出来てほっと一安心。

途中の林道わきの揖斐川(いびがわ)では、国土強靭化計画のもと、川床に水制目的の大きなコンクリートブロックを設置する工事が行われていた。大きな水害が頻繁に起こる日本。山登りを楽しめる環境をありがたく思う。

前夜駐車していた道の駅に併設されている「うすずみ温泉」では頂上で撮ったその日の写真を提示すると入浴料が300円安くなったが、下山時間が遅くなり、入浴できなかった。H竜価格だったのにとても残念。

(うすずみ温泉に提示する予定だった証拠写真)

初夏には沢山の山の植物が咲くようだが、真夏でも様々なお花が咲いていた。大日ケ岳もそうだったが、登り初めからブナの自然林が続き体も気持ちも癒され楽しめた。

真夏の登山、良い山を選択してくれたリーダー、おいしい夕食を準備してくれたサブリーダーに感謝です。

CL:H竜  SL:TN  記録:MS

P7:00―能郷登山口8:25―小ピーク11:20―頂上12:40―登山口16:10―P17:15

距離16.3km累積標高+1600m-1606m