2020年10月25日
膝の怪我が癒えてきたH竜さんより、ハイキングの誘いを受け軽い気持ちで参加した。
「短い距離」、「ハイキング」、「リハビリ」楽勝! 楽勝! と軽い感じでいたが、ナント!「だまされた」が感想です。
道路沿いにひっそりと人目を避けるような登山口。階段があるが、落ち葉に埋もれてそれとはわからない。若さと健康をアピールして先を歩くが、いきなり続く急登に息が切れる。振り返るとリハビリのはずのH竜さんが速い速い!息も切らさず早く行けという勢いで登ってくる。
大人の滑り台を登り切り、左右に岩場が登場する。迷うことなく左を登るが、H竜さんは右じゃないか? との意見。ホールドした岩が剥がれる脆い岩をゼイゼイ言いながら登り詰めると、ナントこれ以上は登れないという急斜面が控えていた。ロープを出すにも支点を取る様なピナクルは見当たらず。やはり右だったか!
登りの敗退地点
ここでギブアップして懸垂下降で振出しに戻る羽目になった。運よくストップした横に立木があり懸垂の支点が取れたが、この木が生えてなかったら? 助かった!
登り返した右側の岩場はすんなりと登れ、その後は難なく金鶏山山頂に到達した。山頂で山行中唯一の休憩を入れ、筆頭岩を目指す。
金鵄山山頂
妙義山とH竜さん
大スラブのトラバース等、いくつかのイベント地点を超え、途中何度か寄り道? をするが、無事に筆頭岩に到着する。
登って
降りる
トラバース
筆頭岩は今回の計画にはなくスルーしたが、ナント懸垂でおりてきた3人組パーティの1人は知人であり、山の世界は狭いなとつくづく思った。
筆頭岩直下の登山道は、下を車道が通っており落石は禁物。石を落さぬよう、岩場とは違った緊張を強いられた。
下山後は、車道歩きが延々と続き、飛ばしてくる車やバイクにひかれないように更に気を付ける必要あり。最大の危険地帯「車道」を歩き駐車場に無事到着した。
軽いハイキング気分だったが、緊張を強いられる岩場やトラバースに加え、ルーファイの楽しさが加わり、コンパクトに楽しい山行となった。
メンバー:リーダーH竜、記録:T羽
集合:北本市役所6:00
記録:ハンググライダー場駐車場7:40⇒金鶏山9:20⇒筆頭岩12:10⇒12:55ハンググライダー場駐車場