天狗のコルから奥穂高岳 当初の予定は南稜だったのに!

2021年8月27日(金)~29日(日)

当初の計画は奥穂高南稜だったが。

初日、岳沢にテントを張り下見に行くが、ガラガラと崩れるガレた斜面と雪渓が崩れ轟音とともに落下する大岩にびっくり! スケジュールの都合で、明日のスタートは夜明け前の4時を予定している。明るければ問題ないが、暗闇の中ヘッデン頼りで通過するのは危険と判断し、南稜は次回に延期する事となった。

(ガラガラと崩れるガレ場)

当日2組のパーティーが南稜を登ったようだが、どちらも明るくなってからのスタートにもかかわらず、取り付き迄は苦労したようだ。残念ではあったが、予定スタート時刻を考えると正しい判断だったのかなと思う。

(崩壊する雪渓)

計画を変更して向かったのは、天狗沢からの奥穂高岳。岳沢を4時にスタートし、天狗のコル迄は約2.5時間。

登り始めてすぐに花畑が3ヶ所程あるそうだが、夜明け前の為何も見えない。結局花々の歓迎を受けることはなく、空が白んで来る頃には草付きの急斜面からガレた急斜面を歩いていた。

モルゲンに染まる正面の山並みに向って登るが、ズルズルと足を取られて3歩進んで2歩下がる。水前寺清子のようだ。そんな中振り返ると、明神の東南稜が連なり、雲の帽子を被った霞沢岳、遠くには富士山がはっきりと望めた。

(天狗沢の登り)

上空の雲は早送りの様なスピードで流れて行く。快晴だか予報通り風が強そうだ。天狗沢の上部まで登ると、右手には四角く階段状に整然と積み上げられた、人工物としか思えない造形美が現れた。ブラタモリでタモリが活躍しそうな場所だ!

(石切場のよう)

やがて石が積み上げられた避難小屋跡に辿り着くと、そこが天狗のコル。天狗の頭への急な岩場と分け、ジャンダルムに向かう。

稜線上はかなりの強風だ。ジャンダルムはほぼ貸切状態、天使のオブジェと奥穂高、槍ヶ岳他360度の絶景を堪能できた。

(ジャンの天使)
(貸し切りのジャンダルム)
(K池さん弾ける!)

ここからはこのルートのお楽しみ、牧場?「ロバ」や「馬」を越えて奥穂高山頂へ向かう。

(馬の背の交通整理員Y城さん)
(馬の背を這う)

奥穂高の山頂はかなり混雑していた為、山頂を過ぎて風を避けた処で小休止した。槍ヶ岳がとても綺麗に見える。絶景と暖かな日差しで昼寝したい気分。

あとはダラダラと吊り尾根から重太郎新道で岳沢へと降りた。
3日目の朝は、4時半に岳沢を出発。2時間弱で上高地に到着。朝の清々しい空気の中で梓川の透き通った清流を眺め、観光気分に浸り山行の終了を迎えた。

(観光気分の河童橋)

<メンバー>

K池(Ⅼ)、Y城(SL)、T川、T羽

<行程記録>

1日目:新秋津駅5:30集合→上高地10:10→12:50岳沢小屋テン場

2日目:岳沢小屋4:10→6:50天狗のコル7:10→8:35ジャンダルム9:15→10:45奥穂高岳11:00→12:50紀美子平13:10→16:10岳沢小屋テン場

3日目:岳沢小屋4:25→6:40上高地バスターミナル