2023年7月12日
有名な泳ぎ沢の丹波川本流。泳ぎの得意なY城さんが同行してくれるので心強い。夏でも体温が奪われるのでスーさんのアドバイスどおり上下ウエットスーツに、高安さんオススメの水中ゴーグルの完全装備。もしものためにエアータイプのライフジャケットもザックに入れた。最高気温37℃の絶好の泳ぎ沢日和のなか丹波川で遊んできた。
最初の瀞。たぶん犬戻りの手前
入渓して左から出合う沢を過ぎるとすぐに瀞があらわれてここから水にどっぷりと浸かってくる。泳ぎは得意じゃないので気持ちを引き締めて泳ぎだす。でも、あれ?あんまり泳がなくても突破できてしまう。犬戻り、坊主淵と名前のついた難所も、あんまり泳がないし、岸にホールドもたくさんあってあっけなく通過してしまう。平水を知らないけど、間違いなく水量が少ないと思う。手取淵も少し泳いで左岸にとりつくと、あとのへつりは手はガバだらけ、足も水中にスタンス多くあっけなかった。
歩けるところも多い
手取淵
胴木滝は左から回り込むように泳いで取り付き、そのまま左から登る。監視塔を過ぎた後の泳ぎパートの丸山入道淵も水流に抗がって泳いでいくがそれほどでもなく、途中で流芯を越えて右側に移ると楽々と岸にたどり着いた。
時間があるのでロープを使った渡渉訓練をしようかと手頃な立木を探して一ノ瀬川を少し進むが見つからないので戻る。銚子滝は左から登った。水流強いが探ると滝にスタンスある。上部がヌメっていたのでちょっと気を使う。落口左側に確保用残置支点あり。登った目の前の花魁淵は聞いていた通りの突破不可能の直瀑だった。近づく気にもなれず遠巻きに眺めて終了。左岸から簡単に脱渓し、眼下に丹波川を見下ろしながら旧道を歩くと数分でデポ地に辿り着いた。最近下山デポが続く。楽してるなあ。癖になりそうだ。
今回は水量が少なく、気合を入れて臨んだ分なんだか拍子抜けだった。無事遡行できてうれしいけど、少し物足りなさも残った。かといってあえて水量の多いときに行きたいかというとそんなことも全くないのだけど。まあ次は程々の水量の時に行ってみたいな。そんなに都合よくはいきませんが。
■メンバー C葉(L)、Y城
■ルート 三条新橋(9:35)〜林道入口のデポ地(12:25)
記:C葉