2024年1月8日
今年の干支は「竜」。そして去年は「兎」。今まで干支の山の事など考えた事がなかった。これって歳かなぁ。
ともあれ、32番札所の法性寺の境内から出発。岩を削った階段と鎖場が至る所にあり、信仰の深さを感じる。龍虎岩があり、その先の洞窟には十三仏の石仏が並んでいた。
ご挨拶をして月光坂を登る。更に岩の階段と鎖。強風が吹き付ける。飛ばされそうになりながら先の岩場を登りきると大日如来様が座っていらした。眺めが最高。
登山道は一度釜ノ沢地区に下りるが、その途中に「亀石」が見える。しかし、私にはカメレオンにしか見えないけど…。
登り返して五峰へのルートへ。一ノ峰から五ノ峰までそれぞれのピークに石塔が建つ。
三ノ峰の下りには鎖場、巻き道もある。
ピークをいくつか登ると今日の目的の一つである竜神山だった。もう着いた。何の変哲もない藪の山。山名版もちゃっちい。山の神様ごめんなさい。
先へ行く。地図には載らないほどのアップダウンを繰り返すと「賽の洞窟」だ。ここも奇妙な形をし、やはり中には石仏が鎮座ましましていた。「賽」とは仏や神の教えに感謝することだそう。
石灰岩の地質だから浸食されて、様々な奇岩ができるのかな。この奇巌っプリ妙義山に劣らない。硬い土に落ち葉が積り滑りそう。
さて、最後は去年の干支のウサギさん。??? これ? どこがうさぎ? 巨大な岩! 丸いだけじゃん! 耳は?
振り返ると…。兎(?)と竜がいた。
あとは登山道を下るのみ。信仰心希薄な私にしては珍しく神と仏の山だった。
コースタイム 法性寺8:30-大日如来8:40-釜ノ沢登山口9:40-一ノ峰9:50-五ノ峰10:40-登山口12:10-法性寺12:35
メンバー T中