2024年3 月 30 日
立処山に鍾乳洞があるという情報 get!ずっと気になっていたが、やっとチャンス到来。
取り付きは杉林の急登。地図を読みながら登る。やがて岩場に変わるが雨に濡れた苔が滑る滑る。見上げると頭上遥か上に岩の壁がある。あの辺りに鍾乳洞があるのだろか。
急登は続き、先程見えていた岩稜帯の基部に着いた。
細い割目。ここが入口だ。ハーネスにヘッデン、ガチャ類を身につけ割目から入る。こんなに細くて、これってメタボの検査?
メタボ検査の入口を抜けると広くなった。ハシゴがあり、下りたら真っ暗!観光地以外の鍾乳洞にはいるのは初めてだ。ワクワク、ドキドキ。
進むと右と左に分かれている。左に進む。
ヘッデンの光で足元がヌメヌメと光っている。なめらかな凹凸があり滑りそう。乾いている箇所もあるので、昨日の嵐の水が染み出しているのだろう。下りが続く。先頭を進むには勇気が必要そう。
ヌメヌメの岩床は続く。真っ暗。下方右にカーブしているので先は見えない。ここで滑ったら奈落の底まで?壁にぶらさがるコウモリ。声が反射する。
鍾乳石や石筍らしきものがヘッデンの先に浮かび上がる。観光地の物ほど大きくはない。
梯子がある。その手前が急斜面だ。H竜さんが出してくれたロープを伝って梯子まで下りる。昨日の豪雨のせいか、いたるところで水滴が落ちてくる。
やがて行き止まり。入口から 100m くらい入っただろうか。地底湖だ。光の中に水が見えた。先を覗くがどうなっているのか分からない。水深も不明。
戻る。ロープ回収。ロープに落ち葉が付いている。? 落ち葉? こんな所に?今まで無かったのに? よくよく見て…、
「ギャー!」「コウモリ!」
ロープをたぐっているのに落ちない!ロープを振っているのに落ちない!
「えっ」「ド、ドどうしよう」「あ、落ちた」「ん?」「死んじゃった?」「あ、動いた」「そんな所にいたら踏まれちゃうよ」
「あ、他には誰もいないから踏まれないか」岩床に落ちたままほぼ動かない。
入口近く戻り、先程左に来た分岐を右に行く。ここは 50m くらいで行き止まり。こちらの鍾乳石の方が大きい。
入口に戻り鍾乳洞探検は終了。
その後は立処山山頂へ行き、西上州の山並みを眺めた。
メンバー L.H竜 T中
コースタイム登山口8:40-鍾乳洞入口9:10-地底湖 10:15–入口 11:00-立処山 11:20-登山口 12:30