リハビリ山行
2024年11月30日
12月8日はクリスマスハイキングなので、身体を鍛え、その準備のために、何処か、思っていると、「リハビリ山行・草戸山」の計画書を見た。しかし、前日なので、ろくに準備も出来ない。大体最近、山へ行ってないので、「山支度」も忘れてしまっていた。地図を見て、行けそうなので、申し込んだ。この日のリーダーは、半年前、右足首を骨折したHGさん、今日は、彼女のリハビリなんだそうです。
高尾山口駅10時集合。久しぶりの高尾山口駅は、駅ホームの上が大混乱、階段を下りるのに順番待ち、そして、階段の途中も、大行列、それは「トイレ」の列と、わかる。改札を出ても、人、人。待ち人来たらず?中々お互いを見つけるに苦労した。お互いに、外にいるのに、見つけられない。よし! 帽子を取って、白い頭になれば、すぐにわかるだろうと、帽子を取る。すると、「いたいた!」やっと、会えました。
この大混雑は初めて、しかし、駅の人の「毎日、電車が着くたびに、これなんです。おかげさまで京王線は儲かってますよ」だって。電車が到着するたびに、凄い、人の波、これでは「高尾山」も、底が抜けてしまわないかと、心配になる。
さて、「草戸山登山口」を見つけるのは分かりにくかった。大体、「草戸山」へ向かう人がいない、我々だけ。ホッとした。「草戸山」は364m、町田市の最高峰の山。以前にも来たことがあるかもしれないが、すっかり忘れている。とてもかわいい山だ、と、簡単に考えていたが、とんでもない!しっかり整備はされているが、アップダウンが激しい、むき出しの木の根っこ、私の「大根足」「太もも?」位のドでかい、太い根っこに驚く。そして、雨上がりの時は「ツルン」と、なることでしょう。緩やかな登山道と言いたいが、なんと、厳しい。段差の激しい所で、立ち往生、ここで転倒したら、大事件。予定の時刻通りでは歩けない。段々焦りだした。
最初はリーダーのHGさんが先頭で歩いていたが、そのうち、焦りだしている自分が先頭になっていた。12時近くになっていても山頂にたどり着かない。計画書には帰りピストンになっていたが、帰りも同じ道を、と、なると、エライこと。この調子で歩くと、下山は薄暗くなってしまう、すごく心配になった。自分の今日の行動食は「コンビニおにぎり一つ、メロンパン1、コンビニサンドイッチ1」水500㎖一本、紅茶1本、お茶2本。ヘットランプ。しかし、電気がつくかな、試してこなかった。しまった!すっかり焦り、行動が早くなる。後ろから、「今日は私のリハビリ山行ですからね」と、笑って言う。なんと明るい人、反対側から団体さんが続々と下山して来た。どうやら、町田市の方から登ってきたのでしょう、その団体さんに上がってきた道を聞いていると、「その道は長い、と、いうこともあるからね」と、リーダーの注意を受ける。そりゃそうだあ、「山頂に行ってから、確認しましょう」と、言われたが、自分は相当混乱していた。やっと、山頂に着くと、大勢の人、小さな幼児を連れた家族もくつろいでいた。やっと自分の気持ちが落ち着いた。ベンチに腰をおろし、水を飲む。
リーダーのHGさんが地図を見ながら、誰かと話して、下山道を検討していた。やれやれ、暖かい山頂でくつろいだ。小さな幼児を連れた家族と同じ下山道、大戸方面、青少年センターに向かい下山した。下山道も木の根っこがむき出したり、滑りやすく、この道をあの家族はどのように下山したのだろうか?あの小さな幼児は、つまずいて、途中で泣いて怪我でもしてないだろうかと、気にしながら、歩くが、誰もいない。我々二人だけの下山。こちらは短いコースだった。
車道に下りるとここが「Nature Factory東京町田」という建物だ。車道を歩いていくと、あの小さな幼児を連れた家族が湿原の木道で遊んでいた、早いね、子供達。そろそろバス停があるはず、と。すると、バスがスーッと通り過ぎた。「あっ」と叫ぶ。バスがバス停に停まり、登山者を乗せていた、すると、リハビリ中の長谷川さんが、猛スピードで走り出した。「待って、バスを止めておいて」と叫ぶ自分。バスに飛び乗る。リハビリ中といったHGさんはもう、すっかり治っていた。バスは走り出し、やれやれ、ホッとした。車窓から、「法政大学」のでかい建物が見えた。
知らない町、知らない駅、「相原駅」にたどり着いた。この駅で今日のリーダーのHGさんとお別れ。色々、焦ったり、動揺したり、大変ご迷惑をおかけしました。
【メンバー】L:HG、HU
【行程】高尾山口駅10時15分出発~四辻10時50分~草戸峠12時45分~山頂13時10分下山14時~ネイチャーFactory東京町田14時45分~大戸バス停15時05分